輸入野菜12%増 平成28年青果物卸売市場2017年5月12日
農水省はこのほど、平成28年年間および月別の青果物卸売市場調査結果を発表した。
平成28年の青果物卸売市場の野菜の卸売数量は1002万tで、前年に比べ3%減少した。台風の影響でニンジンやダイコンの入荷量が減少したため前年に比べ減少したもの。
卸売価額は2兆3385億円で、前年に比べ3%増となった。これはバレイショやニンジンの卸売価格が上昇したことなどによる。
果実の卸売送料は308万tで、ミカンやリンゴの入荷量が減少したため前年に比べ5%減となった。卸売価額は1兆570億円で同比2%増となった。これは入荷量が減少したミカンやリンゴの卸売価格が上昇したことによるもの。
主要都市の輸入野菜では、卸売数量が21万2000tで、前年比12%増となった。カボチャやブロッコリーの入荷量が増加したため。卸売価額は512億円で、同比3%増。ニンニクやタマネギで卸売価格が上昇したことなどによる。
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