山梨県に国内最大規模の完全人工光型植物工場が完成 村上農園2021年2月18日
村上農園は、「ブロッコリー スーパースプラウト」の生産能力を拡大するため、10か所目となる生産拠点「スーパースプラウトファクトリー」を山梨県北杜市に新設。2月16日に竣工式を行った。
山梨県北杜市に完成した完全人工光型植物工場「スーパースプラウトファクトリー」
新施設は、完全人工光型植物工場としては売上換算で国内最大規模。コントロールルームで栽培装置と環境の集中管理やモニタリングが可能な中央制御システムを導入した世界最先端の植物工場で、フル稼働すればブロッコリー スーパースプラウトの生産能力は現在の3倍に拡大する。
同社の主力商品「ブロッコリー スーパースプラウト」は、米国ジョンズ・ホプキンス大学医学部で開発された、有用成分「スルフォラファン」の含有量を成熟ブロッコリーの20倍以上に高めた高成分野菜。消費者の健康志向が高まる中、スルフォラファンに関するさまざまな研究成果が注目され、出荷量はここ10年で7倍以上に伸びた。
「ブロッコリー スーパースプラウト」は現在、需要に生産量が追いつかない事態も生じており、生産拠点の拡大が急務となってたことから、山梨県北杜市に同商品では2か所目となる新たな生産拠点を建設。生産能力を大幅に拡大し、需要に応えられる態勢を確立する。また、同施設の従業員は地元から積極的に採用し、地元雇用の創出にも貢献する。
新工場「スーパースプラウトファクトリー」の生産能力は、1期工事完了後で栽培装置264台・年産3500万パック。2期工事完了後は、栽培装置528台で年産7000万パックを予定。
半地下型構造で、通年で温度変化が少なく、環境負荷を低減
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(158)-改正食料・農業・農村基本法(44)-2025年9月6日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(75)【防除学習帖】第314回2025年9月6日
-
農薬の正しい使い方(48)【今さら聞けない営農情報】第314回2025年9月6日
-
【注意報】普通期水稲に紋枯病 県内全域で多発のおそれ 長崎県2025年9月5日
-
「適正な価格」の重要性 消費者に訴える 山野全中会長2025年9月5日
-
米価暴落防ぐ対策を 小泉農相に小松JA秋田中央会会長2025年9月5日
-
(451)空白の10年を作らないために-団塊世代完全引退後の「技術継承」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年9月5日
-
【統計】令和7年産一番茶の荒茶生産量 鹿児島県が初の全国一位 農水省調査2025年9月5日
-
【統計】大豆生産費(組織法人)10a当たり0.7%増 60kg当たり1.6%増 農水省調査2025年9月5日
-
【統計】大豆生産費(個別)10a当たり0.8%増 60kg当たり10.7%減 農水省調査2025年9月5日
-
【統計】冬キャベツ、冬にんじんの収穫量 前年比2割減 農水省調査2025年9月5日
-
長野県産ナガノパープルのスイーツ「いっちょう」「萬家」全店で提供 JA全農2025年9月5日
-
『畜産酪農サステナビリティアクション2025』発行 JA全農2025年9月5日
-
「国産シャインマスカット」全国のファミリーマートで販売 JA全農2025年9月5日
-
「わたSHIGA輝く国スポ2025」参加の広島県選手団へ清涼飲料水贈呈 JA共済連広島2025年9月5日
-
「いちはら梨」が当たるSNS投稿キャンペーン実施中 千葉県市原市2025年9月5日
-
猛暑対策に高性能遮熱材「Eeeサーモ」無料サンプルも受付 遮熱.com2025年9月5日
-
農機具王とアグリスイッチ 構造再編をチャンスに「週末農業プロジェクト」始動2025年9月5日
-
鳥インフル ハンガリーからの生きた家きん、家きん肉等の一時輸入停止措置を解除 農水省2025年9月5日
-
旬の巨峰を贅沢に「セブンプレミアム ワッフルコーン 巨峰ミルク」新発売2025年9月5日