希少青大豆「嘉麻ひすい」 生枝豆狩り大会を10月に開催 市民会社かま2022年9月15日
福岡県嘉麻市にある市民会社の株式会社かまは、同市の特産品「嘉麻ひすいの根付き枝付き生枝豆」の生枝豆狩り大会を10月に開催する。
手狩り収穫の様子
嘉麻ひすいの生枝豆は、栽培が難しいことから全国的にも数か所でしか栽培実績がない希少品種「キヨミドリ」を採用。2020年に嘉麻市で栽培を始め、今年で3年を迎える。同社が運営する嘉麻市の特産品ECサイト「かまチョク」で事前予約を受け付ており、毎年10月に全国へ出荷。2020年は500箱、2021年は1000箱を出荷。今年も1000箱の出荷を目標としている。
高齢化や人口減少が続く嘉麻市では、地域活性化が大きな課題。「嘉麻ひすいの生枝豆」の取り組みは、その課題解決に向け、地元農家と豆腐店がタッグを組んで実施している。栽培初年は中高年の購入者が大半だったが、SNSを主体とする地道な広報活動やYouTubeクリエイターとのコラボ企画により、翌年以降は20~30代の購入層が伸長。また、オンライン決済や二次元バーコード決済も導入し、若年層が手に取りやすいように改善している。
広大な生枝豆畑
希少な「嘉麻ひすい」の生枝豆狩り大会について同社の有田栄公社長は「小さな田舎で頑張る農家さんや地域の方々と一緒に希少な特産品の収穫ができる。収穫期間も年にたった数日、数も1000箱分と限られておりますが、そんな体験をみんなで共有できることに価値があります」と話している。
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