大隅地域のお茶「THE LEAFIES 2022」で最高「金賞」と「優秀賞」獲得2022年11月11日
英国Tea Academyが主催する世界のお茶の品評会「THE LEAFIES 2022」が開かれ、10月26日にロンドンのFortnum & Masonで発表。鹿児島・大隅地域の茶生産者2社が出品したお茶が、蒸し製緑茶 無着香部門で部門最高位の「金賞（GOLD）」と、紅茶（中国・台湾・ベトナム・日本） 無着香部門で「優秀賞（HIGHLY COMMENDED）」を受賞した。
今年が初開催となる「THE LEAFIES 2022」は、世界最高のリーフティーの祭典として、世界各国の茶農家、生産者、卸会社、小売業者が競うコンペティション。世界のお茶が20種以上のカテゴリーに分けて募集され、約300種の茶葉について、欧州アジアの多様な茶の専門家による厳正な審査が行われた。
各カテゴリーで特に優れたお茶1点に「金賞（GOLD）」が与えられ、該当するお茶が無かった場合、そのカテゴリーは「金賞（GOLD）」なしとなる場合がある。また、優れたお茶には「優秀賞（HIGHLY COMMENDED）」が授与される。
金賞受賞「郷里の華 さえみどり」を生産する末吉製茶工房の又木健文代表
今回受賞した生産者の末吉製茶工房（曽於市末吉町）は「郷里の華 さえみどり」が蒸し製緑茶 無着香部門で「金賞（GOLD）」を受賞。また、鹿児島堀口製茶・和香園（志布志市有明町）は、「カクホリ 紅茶べにふうき」が紅茶（中国・台湾・ベトナム・日本） 無着香部門で「優秀賞（HIGHLY COMMENDED）」を受賞した。
優秀賞「カクホリ 紅茶べにふうき」を生産する和香園の堀口大輔代表
受賞にあたり、両代表者は「大隅地域の茶生産者が力を合わせることで、どのランクにも入賞できるような品質の高い、海外の消費者にも好まれる美味しい日本茶・和紅茶・烏龍茶を生産できる技術が着々と磨かれているものと実感している」とコメントしている。
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