まいたけ多糖類 がんの成長を抑制 神戸薬科大との研究結果を発表 雪国まいたけ2023年2月22日
雪国まいたけは、神戸薬科大学 微生物化学研究室の小西守周教授、中山喜明准教授、増田有紀講師、清水涼平特任助教との共同研究で、まいたけに含まれる多糖体が、単球系骨髄由来抑制細胞 (M-MDSC) を免疫活性型M1マクロファージに変換することで、腫瘍組織の免疫抑制状態を解除し、がんの成長を抑制することを明らかにした。
免疫システムは、がんを異物として認識し排除しようとするが、がん細胞自身は、免疫抑制細胞などを誘導してがん免疫応答を抑制し、生存・増殖する。M-MDSCは、がん細胞により誘導される代表的な免疫抑制細胞で、T細胞の活性を抑制することで、がんの成長と悪性化を誘導することが知られている。
同社は、以前からまいたけ多糖体はがん免疫活性化、抗がん作用を有することを報告してきたが、同研究成果により、そのメカニズムの一端を明らかにできたものと考えられる。
同研究成果は1月26日、国際科学雑誌『Life Sciences』への掲載に先立ちWeb上で公開された。
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