三重県明和町「天津菅麻プロジェクト」に参画 産業用大麻の栽培開始 ヘンプイノベーション2023年5月19日
三重県明和町が取り組む「天津菅麻プロジェクト」に参画するヘンプイノベーション(HI)は4月26日、三重県から大麻栽培者免許を取得。全国でも異例の「産業用大麻」の栽培を開始した。
斎宮寮栽培地の伊勢麻(5月6日撮影)
HI社は、三重大学、皇学館大学、明和町、(一社)明和町観光商社、地元の農業者らと連携し、大麻での農業振興、産業用利用と脱炭素社会の実現(GX)に向けた検証を行う。神社祭祀などの伝統用途以外の目的で大麻栽培が許可されるのは、全国的にも異例で画期的な事例となる。
同社はこの取り組みにあたり3月22日、天津菅麻プロジェクトキックオフ会見を実施。また、4月15日に行なわれた「種蒔神事・記念講演」の様子がメディアで報道されると、県内外の多くの企業、明和町内の農業法人などから多くの関心や問い合わせが寄せられた。
産学官連携「天津菅麻」プロジェクトとしての明和町内大麻栽培面積
HI社は当初、明和町が所有する斎宮跡地のみで栽培を計画していたが、問い合せを受けて栽培地、作業要員の確保などについて相談する中で、明和町内に新たなほ場の提供と栽培作業の補助などの協力を得られることになった。今後は、5月下旬と6月初旬に大麻の播種を予定している。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(147)-改正食料・農業・農村基本法(33)-2025年6月21日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(64)【防除学習帖】第303回2025年6月21日
-
農薬の正しい使い方(37)【今さら聞けない営農情報】第303回2025年6月21日
-
【浜矩子が斬る! 日本経済】「地経学時代の到来を憂い、拒否しよう」 きな臭い戦略的思惑2025年6月20日
-
【注意報】サツマイモにシロイチモジヨトウ 県内で多発のおそれ 徳島県2025年6月20日
-
米の買い取り方式 「1つの選択肢」山野全中会長2025年6月20日
-
家の光協会 新会長に伊藤清孝氏(JA岩手県中央会会長) 第82回通常総会、『家の光』創刊100周年記念式典2025年6月20日
-
【JA人事】JAみえきた(三重県)生川秀治組合長を再任(6月20日)2025年6月20日
-
全農 輸出額30年度に3.6倍の823億円めざす2025年6月20日
-
(440)静かに進行する「知の職人」の危機【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年6月20日
-
石破総理に「鳥取すいか」を贈呈 JA全農とっとり2025年6月20日
-
大田市場にて「鳥取すいか」販売セレモニーを開催しました2025年6月20日
-
「見て、聞いて、体験 協同組合フェスティバル」を7月5日に実施 2025国際協同組合年全国実行委員会2025年6月20日
-
連続シンポジウム・座談会第5回「防災・減災・生活再建と地域づくりへの貢献」 7月14日開催、生協・共済から事例紹介 2025国際協同組合年全国実行委員会2025年6月20日
-
西濃運輸とのモーダルシフトでCO₂削減 第26回物流環境大賞「奨励賞」受賞 日本曹達2025年6月20日
-
適用拡大情報 殺菌剤「日曹フロンサイドSC」 日本曹達2025年6月20日
-
令和6年産銘柄米 5kg実質価格3000円台から販売 Yahoo!ショッピング2025年6月20日
-
秋田県産あきたこまちの発酵玄米麹使用 無添加「玄米塩麹」新登場 鈴木又五郎商店2025年6月20日
-
果樹特化型農薬散布ドローン開発のスタートアップ 投資型クラファン開始 東京ドローンプラス2025年6月20日
-
ペットボトルキャップ回収で寄附金240万円JCVへ贈呈 コープデリ2025年6月20日