兵庫県川西市の特産早生桃「日川白鳳」など 加茂地区で収穫開始2023年6月14日
兵庫県川西市では、早生(わせ)桃の産地である同市南部の加茂地区で、市特産早生桃の収穫が始まった。加茂地区で最も多く栽培されている「日川白鳳(ひかわはくほう)」の収穫は、来週には最盛期を迎え、市内や近隣のスーパー、伊丹市のスマイル阪神などで販売される。
加茂地区で栽培される早生桃
加茂地区で早生桃を栽培している農家の大田雅之さんは、約2000平方メートルの桃畑で、早生品種の「日川白鳳」や「はなよめ」などの桃の木を約100本を栽培している。今年の「早生桃」の収穫時期は例年よりやや遅いが、美味しくて美しい桃が育っており、収穫後はJA兵庫六甲や直売所などへ出荷される。生産者の大田さんは「今年は雨が多く、日照時間が短かかったため、少し心配していたが、味も含め、順調に育っている。このおいしい桃を多くの人に味わっていただきたい」と話している。
6月21日には、川西市農業振興研究会が主催する「桃の即売会」を開催。午前10時からアステ川西ぴぃぷぅ広場で販売する。当日の午前8時から整理券を配布。1人当たりの購入箱数の上限は、当日の入荷個数により決まる。即売会は桃が無くなり次第終了。
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