ブロッコリースプラウトに含まれる「スルフォラファン」風邪の症状を抑制する効果を確認2023年7月10日
村上農園は、ブロッコリースプラウトなどに含まれる成分「スルフォラファン」に風邪の症状を抑制する効果を確認し、研究論文を発表。同研究は、医療法人社団盛心会タカラクリニック院の高良毅院長らによるもので、スルフォラファンを8週間摂取することにより、全身倦怠感やくしゃみ、のどの痛みなどの風邪の症状が抑制された。

ブロッコリーやブロッコリースプラウトなどに含まれるスルフォラファンは、抗酸化作用や解毒作用、肝機能保護などさまざまな健康効果を示すことが確認されている。また、免疫系細胞である単球やマクロファージにおいて抗酸化酵素を活性化し抗炎症効果をもたらすなど、免疫に関する作用も報告されている。
同研究では、ブロッコリー種子エキス由来のスルフォラファンが、健常な日本人成人の免疫機能及び風邪症状に与える影響を検証。風邪をひきやすいと自覚している男女64人を、スルフォラファンの前駆体「スルフォラファングルコシノレート(SGS)」を1日に100 mg摂取するスルフォラファン群とプラセボ群にランダムに割り付け、8週間の摂取期間において、「全身倦怠感」「熱っぽさ」「くしゃみ」「のどの痛み」などの風邪の症状が1つ以上あった場合を風邪症状と定義し、風邪症状が現れた日数を評価した。
その結果、参加者ごとの風邪症状の合計日数は、スルフォラファン群で平均12.1日、プラセボ群で平均20.2日と、スルフォラファン群が有意に少ない結果となり、スルフォラファンの摂取によって風邪の症状が抑えられる可能性が示唆された。同論文は、『Functional Foods in Health and Disease Vol 13, No 6(2023)』に掲載された。
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