長崎県・五島列島「ごと芋」日本さつまいもサミットで大会初の殿堂入り2025年2月27日
長崎・五島列島産の旬な食材を使った加工食品を製造・販売するごと株式会社は、島内にある自社の畑と契約農家のみで栽培されるブランドさつまいも「ごと芋」が、サツマイモの博覧会「さつまいも博2025」内で2月23日に行われた品評会「日本さつまいもサミット2024-25」で、大会史上初となる殿堂入りを果たした。
「ごと芋(安納べに)」の焼き芋
『さつまいも・オブ・ザ・イヤー』は、サツマイモ有識者による審査委員会が、日本全国で生産されたサツマイモの中から特に味わいの優れたものを選んで表彰。全国のサツマイモ生産者から事前に提出された書類による一次審査と、生芋を使ったブラインド食味審査を経て決まる。
日本さつまいもサミット殿堂入りの認定書を手にする、ごと芋生産責任者の赤尾さん
「ごと芋」は2022~2024年の間、3年連続で安納べに部門で『さつまいも・オブ・ザ・イヤー』を獲得したため2025年は殿堂入りとなり、今回からは食味審査の審査員を務めることになった。
ブランドさつまいも「ごと芋」は、 約18年前に五島オリジナルのお芋を作りたいという想いから誕生。五島列島の自社の畑と契約農家のみで栽培され、有機JAS認証を取得している。品種は安納芋で、ねっとりとした濃厚な甘みが特徴。収穫後は、温度・湿度を管理している暗室で約40日かけて熟成させ、蓄えたデンプン質を糖質(甘み)に変化させることで、砂糖不使用でありながら濃厚な甘みを楽しめる。
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