森和夫さんが金! 世界土壌微生物オリンピック2015年12月22日
(一社)SRIと石坂産業(株)は12月11日、東京ビッグサイトで第1回世界土壌微生物オリンピックの結果発表会とシンポジウムを開催した。水田部門・金は森和夫さんだった。
オリンピックでは土の土壌微生物の性質を数値化した分析結果と土作りへの取組みを競う。
水田部門で金を受賞した森和夫さんの土は、三重県志摩市の伊雑宮(伊勢神宮の内宮の別宮)の御神田(おみた)。神話の時代から続く水田の生物的豊かさ(多様性と有機物分解能)が現代においても最も豊かであること、そしてそれが最先端の科学技術の力によって証明されたというストーリー性が評価された。
当日は表彰式の他、「TPPに打ち勝つ日本初『土壌微生物革命』シンポジウム」が開かれた。
その他の受賞者については以下の通り(敬称略)。【水田部門】
▽金:伊稲野会 森 和夫
▽銀:大澤静雄
▽銅:(株)おきたま興農舎 吉田正行
【畑作部門】
▽金:全国ER研究会連合会 板倉鋼次
▽銀:青木 博
▽銅:正木好次
【施設園芸部門】
▽金:いせや農園
▽銀:北川清生
▽銅:有限会社 里源
(写真)土壌オリンピックの表彰式、受賞者ら 写真提供:野口昌克/ORGANIC VISION
(関連記事)
・土壌の豊かさ競う 初の世界土壌微生物オリンピック開催へ (15.09.04)
重要な記事
最新の記事
-
全農 政府備蓄米 出荷済み12万t4000t超に 進度率62%2025年5月30日
-
備蓄米 2021年産8万t 中小小売対象に販売 30日から2025年5月30日
-
備蓄米 大手小売店に22万t売渡し 農水省2025年5月30日
-
衆院農水委で論戦 米価引き下げ一辺倒に危惧も 増産と補償「熟議の焦点」に2025年5月30日
-
衆院農水委での質疑から① 「米価下げる」それが政治が出すべきメッセージか 鈴木貴子議員(自民)2025年5月30日
-
衆院農水委での質疑から② 気合はわかるが「バナナの叩き売り」じゃない 野田佳彦・立憲民主党代表2025年5月30日
-
衆院農水委での質疑から③「米増産と所得補償」こそ市場へのメッセージ 玉木雄一郎・国民民主党代表2025年5月30日
-
衆院農水委での質疑から④備蓄米は広く行き渡るのか 前原誠司・日本維新の会共同代表2025年5月30日
-
衆院農水委での質疑から⑤ 随意契約での備蓄米放出、「出口」は 角田秀穂(公明)2025年5月30日
-
衆院農水委での質疑から⑥ 無理とされていた随意契約、一転可能になったのはなぜ やはた愛議員(れいわ新選組)2025年5月30日
-
月刊誌『家の光』創刊100周年 一世紀に見る「大衆」の夢 文芸アナリスト・大金義昭氏(1)2025年5月30日
-
月刊誌『家の光』創刊100周年 一世紀に見る「大衆」の夢 文芸アナリスト・大金義昭氏(2)2025年5月30日
-
令和7年度の秋肥 高度化成は3.3%値上げ JA全農2025年5月30日
-
【緊急寄稿・稲作農家の声】玄米60キロ2万円が"適正" 経費上昇、危うい「生命産業」2025年5月30日
-
「バイオスティミュラントの表示等に係るガイドライン」を公表 農水省2025年5月30日
-
基本計画 合理的価格形成など特集 白書を閣議決定2025年5月30日
-
JA全中の山野会長らが小泉農相を訪問 「消費者の米離れを防ぐ」ことは一致2025年5月30日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「農協悪玉論」の真意2025年5月30日
-
(437)食と農の未来【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年5月30日
-
日銀「地域金融強化のための特別当座預金制度」適用の会員金融機関名を公表 農林中金2025年5月30日