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「鳴子の米プロジェクト」20年の活動を記録『つながるごはん』発刊 農文協2025年12月11日

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(一社)農山漁村文化協会は12月10日、NPO法人鳴子の米プロジェクト20年分の活動を記録した書籍『つながるごはん』(1760円・税込)を発刊した。

書籍『つながるごはん書籍『つながるごはん

「鳴子の米プロジェクト」は、宮城県大崎市の鳴子温泉地域で実践する、地域の農と食、暮らしを守るプロジェクトで、今年で20年目を迎えた。

約1200年前開湯の温泉場である鳴子温泉地域は、国内の泉質10種類のうち7種類の多様な泉質があるが、景気の低迷などにより観光客はこれまでの半分の年間200万人にまで減少。また、県境の山間地域でもあり、農業をやめる農家が増え、耕作放棄地が増加し鳴子温泉の農村風景も失われようとしていた。

そこで、山間地の農をあきらめず、鳴子の田んぼや農村風景、暮らしを守るため、地域が一丸となり立ち上げた取り組みが鳴子の米プロジェクト。同プロジェクトでは、つくり手である農家と食べ手の消費者が向き合い、農と食の大切さを共有できるよう様々な活動に取り組んできた。

2025年の稲刈り交流会。刈り残した12株の稲は大人1日3食分の米を表わす(撮影:寺澤太郎)2025年の稲刈り交流会。刈り残した12株の稲は大人1日3食分の米を表わす(撮影:寺澤太郎)

同書の執筆者はプロジェクトの実践者とそれに共鳴する識者たち。実践の歴史と仕組みについて振り返り、CSA(地域支援型農業)・地域づくり・食料主権など様々な視点からプロジェクトに光を当てている。

米の安い/高いを超えて、つくり手(農家)と食べ手(消費者)が食と農の大切さを共有するつながりは、なぜ今日まで続いているのか。令和の米騒動に直面するなかで、どこへ向かおうとしているのか。東北の一地域の小さな取り組みが、照らしているものはけっして小さくない。農文協は同書が一助となり、鳴子と同様の取り組みが日本の津々浦々で生まれ、地域の農と食がつながることを願って発刊した。

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