【花ちゃん・消費者の目】古紙の爆買い2018年12月9日
アマゾンや楽天市場をはじめとするインターネット通販は、欲しいものがすぐに手に入るのでとても便利です。我が家では近くのペットショップでは手に入らないドッグフードや、農協が販売しているお気に入りの梅干しを定期的にインターネット通販で購入しています。売っている場所を探し回らなくても良いですし、価格を比較してから購入できるのも魅力です。
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商品は宅急便を使って配達されますが、多くの場合、専用の段ボール箱に入れられています。時には商品の何倍もの大きさの段ボール箱に入っていることもあります。家電製品の場合は、製品自体のしっかりした段ボールが、それごとすっぽり別の段ボールに入れてあるので、開封して商品を取り出すのも一苦労です。
段ボールは取っておいて、ある程度たまると紐で縛って廃品回収に出します。廃品回収業者が回収の日時を書いたチラシを郵便箱に入れていくので、それを見ながら古新聞・古雑誌、段ボールなどを縛るのは私の仕事です。以前は2つの業者がそれぞれ月に1回程度来ていたのですが、最近その頻度が倍増しています。また、交換してくれるトイレットペーパーも増えたように思います。
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背景には中国のインターネット通販があるそうです。中国の独身の日(11月11日)にインターネット通販最大手のアリババはキャンペーンを仕掛け、1日で2.5兆円を売り上げたそうです。その配送には段ボールが使われているため、中国が段ボールの原料となる古紙を爆買いしているのだそうです。日本からも大量に購入されているため、日本の古紙回収の頻度が増えたというところでしょうか。一見無関係そうですが、世界の経済の動きが私たちの生活にも影響を与えているのです。
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