【JCA週報】愛媛県JAにしうわ「みかんの里アルバーター事業」の仕組みと新たな展開2020年3月16日
「JCA週報」は、日本協同組合連携機構(JCA)(会長 中家徹JA全中代表理事会長、副会長 本田英一日本生協連代表理事会長)が、各都道府県での協同組合間連携の事例や連携・SDGsの勉強会などの内容、そして協同組合研究誌「にじ」に掲載された内容紹介や抜粋などの情報を、協同組合について考える資料として発信するコーナーです。
今回は、JCA研究レポートNo.9「愛媛県JAにしうわ「みかんの里アルバイター事業」の仕組みと新たな展開」です。
JCA研究レポート No.9
愛媛県JAにしうわ「みかんの里アルバイター事業」の仕組みと新たな展開
―果樹大産地はいかにして全国から多数の短期雇用を確保しているか?―
(一社)日本協同組合連携機構 基礎研究部 副主任研究員 岩﨑 真之介
温州ミカンの販売取扱高が100億円に上る愛媛県JAにしうわでは、ミカン農家の収穫期に必要となる膨大な短期雇用を確保するため、20年以上にわたって「アルバイター事業」に取り組んでいる。
300人を超える「アルバイター」たちは、大部分が20歳代から30歳代で、大都市を中心に全国各地から当地域を訪れており、約半数がリピーターである。
同JAはここ数年で新たに宿泊施設の整備や全国レベルでのJA間連携を展開しており、アルバイター数は急速に増加している。
《キーワード》
●多様なライフスタイルを受け止める農業雇用
●全国の産地・リゾート地を渡り歩くアルバイター
●全国レベルでのJA間連携による短期雇用確保
《JCA研究レポート》
旧JC総研時代には「JC総研レポート」を年4回発行しておりました。
JCAでは、JCAに所属する研究員・客員研究員や、当機構が運営する各研究会が実施した、協同組合の理論や法制度、くらし・仕事・地域・農林水産業など、幅広いテーマにわたる調査・研究の成果をウェブ上にて「JCA研究レポート」として発信しております。
過去の号を含めて、JCAホームページにてご覧ください。
https://www.japan.coop/wp/publications/publication/report
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