配達員から元気もらう【消費者の目・花ちゃん】2020年9月14日
数か月前は、新型コロナウイルスの感染拡大で経済が停滞しているという暗いニュースばかりがクローズアップされていましたが、このところ活況を呈している業界もニュースに取り上げられるようになりました。わかりやすいのは通販ではないでしょうか。巣ごもり生活で運動不足となればついネットで健康機器をポチッと購入してしまう、外食もままならないとなれば高級食材を取り寄せるなどなど。
通販が伸びる中、それを届ける宅配業者も忙しそうです。配達する貨物が増えているだけでなく、在宅率が高いので再配達が減って、効率アップしているのではないかと推測します。荷物1個いくらという歩合制だったりすると、手取りの収入は相当アップしているのではなどと想像してしまうのは品がないなあと思いますが、配達員の皆さんの足取りは軽快です。
生協の宅配事業も伸びているそうです。需要に供給が追いつかず、注文しても必ず手に入るというものではないらしく、私の妻からは「また欠品だわ」とか「配分になった」というボヤキが聞かれるようになりました。家で仕事をするようになって、配達員の方と顔を合わせるようになりましたが、私ののろまな応対には目もくれず、発泡スチロールの箱からテキパキと商品を取り出して手渡すと、箱を回収して風のように去っていきます。
このような姿を見ていると私も元気をもらえるような気がします。弟はサービス業、甥っ子は観光業で働いていますのでかなり厳しい状況が耳に入ってきますが、どこかに突破口があると信じて楽観的になれるように明るい話題を心がけるようにしています。雨の日もあれば晴れる日もある。金は天下のまわりもの。生きているだけで丸儲けです。
(花ちゃん)
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【花ちゃん・消費者の目】
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