【決算】経常利益、過去最高の5145億円 農林中金2015年5月22日
農林中央金庫は5月22日、2014年度決算を発表した。経常利益、純利益とも過去最高となった。
単体決算での経常収益は、資金運用収益が前期より2329億円増え1兆3404億円となった。
一方、経常費用は同510億円減少し、その結果、経常利益は同3291億円増の5043億円となった。また、純利益は同2613億円増の4045億円となった。米国の金利が低く、為替も円安傾向で株高も続くなど良好な市場環境を背景に大幅な増益となった。 自己資本比率は24.36%(総自己資本比率)で引き続き高水準を維持している。
預金は同3兆4000億円増えて56兆989億円となるなどJA貯金の伸びを反映、100兆円目標に向けてしっかりと伸びている。純資産は同1兆3098億円増の7兆2318億円となった。有価証券評価損益は同1兆4335億円増の3兆2256億円となった。
農林中央金庫は2013?15年の中期経営計画で経常利益1000億円程度の確保を目標としているが、2013年度(単体)ですでに1719億円と目標を大きく上回り14年度はさらに大幅な増益となった。
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