加入者数6000人超 農業者賠償責任保険2017年5月11日
共栄火災はこのたび、農業者賠償責任保険の普及状況をまとめた。加入者数は6000人を越えた。
全国182JAで団体制度(各組合員が加入者となりJAごとにひとまとめに契約する制度)を導入し、組合員の事業リスク対策として活用されており、平成28年度末の加入者数は6088人だった。
特に北海道、埼玉県、熊本県で加入者数が多く、JAやつしろ(熊本県)では将来的に加入者数2000人を目指す考えを示している。
平成25年から27年の間で賠償額が最大1743万円になったものもある。また、同年の間の賠償事故発生率は6.3%だった。
農業者賠償責任保険は平成20年、JA共済連と共栄火災が共同で開発を行ったもの。農業者特有の農地や施設、生産物、保管物などにかかわる賠償事故を補償している。
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