信農連 経常利益60億減-農林中央金庫2019年7月17日
農林中央金庫は全国32信農連の2018年度決算状況を公表した(7月5日)。
経常利益は前年度比60億円減(▲3.7%)の1569億円となった。当期剰余金は同72億円減(▲5.3%)の1287億円となった。金利の低下で有価証券利息や貸出金利息が減少したことが影響した。
貯金残高は同1兆3661億円増の67兆4351億円となった。貸出金残高は同3284億円増の7兆8111億円、有価証券残高は同5601億円増の19兆7995億円、預け金残高は同8263億円増の43兆9729億円となった。これらにより債務保証相当額を除く総資産額は76兆575億円となった。
自己資本比率はバーゼル3経過措置満了にともなうリスクウェイトの引き上げなどでリスクアセットが増加したことから前年比2.3ポイント低下し15.6%(全県域の加重平均)となった。
リスク管理債権は同23億円減の642億円となり、貸出金残高に占める割合は0.1ポイント減少し0.8%となった。
JAの期末残高(47県ベース)は貯金が同1兆9185億円(+1.9%)増の103兆2245億円となった。貸出金は同2818億円増(+1.4%)の20兆7386億円、有価証券は162億円増(+0.4%)の3兆9370億円となった。系統預け金は同1兆9407億円増(+2.5%)の78兆3492億円となった。
農林中央金庫は金融市場の動向に留意が必要だが、2019年度も引き続き安定した収益が確保される見込み、としている。
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