熊本県の松下英次氏が最優秀賞 JA共済自動車工場フロントマン技術競技会 2019年11月13日
JA共済自動車指定工場協力会(JARIC)が主催する「全国フロントマン選抜技術競技会」が、JA共済幕張研修センターで11月8日から9日に開催された。この競技会は今回で44回目となる。
全国から選抜されたフロントマンたち19人と審査委員
JARICは、全国約1700か所の指定工場が会員となって、そのネットワークを活かして、JA自動車共済の契約者の車の点検・修理などについて、高い品質の技術・サービスを提供するための組織運営を行っている。
フロントマンは所属する指定工場の代表として接客や販売促進セールス、相談・苦情処理の窓口などと同時に、工場内では作業指示や作業工程管理などを行う人たちのことをいう。
この競技会は、そうしたフロントマンの技術向上をはかり、JA自動車共済契約者の車を「安心して任せられ」「優良かつ迅速な修理」を行うことを目的として、昭和49年から毎年開催されている。
真剣な眼差しで「見積競技」を行うフロントマンたち(左・フロント損傷車、右・リア損傷車)
選手は、各都道府県の選抜競技会で優秀な成績を収めたフロントマン19人で、「フロント損傷車」、「リア損傷車」の損傷個所の異なる2台の事故車両について、1台につき制限時間110分間内で損傷個所のチェックやパーツ交換の必要性、工賃選定などを見極め、損害修理見積書を作成した。
選手が作成した損害修理見積書は、全国技術アジャスター協会会長の平林康男委員長をはじめとする5人の審査員が精度を評価した。
なお、本大会に使用した車両は、事故による損傷を再現した実車を用いて行われた。
その結果、最優秀賞を松下英次氏(熊本県・(合資)ナカガワ)が受賞した。また、優秀賞は、関綾司氏(福島県・(有)昭和自動車整備工場)、佐藤信吾氏(千葉県・(株)小見川自動車整備センター)、髙橋豊氏(山口県・東洋ボデー(株))、敢闘賞は、田中智氏(鳥取県・田中自動車鈑金塗装(株))、髙橋慶臣氏(広島県・(株)ニッショウ)、森山淳司氏(福岡県・松岡モータース(株))が受賞し表彰された。
受賞者のみなさん
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 茨城県2025年7月11日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 新潟県2025年7月11日
-
【注意報】果樹に大型カメムシ類 果実被害多発のおそれ 北海道2025年7月11日
-
【注意報】果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 福島県2025年7月11日
-
【注意報】おうとう褐色せん孔病 県下全域で多発のおそれ 山形県2025年7月11日
-
【'25新組合長に聞く】JA加賀(石川) 道田肇氏(6/21就任) ふるさとの食と農を守る2025年7月11日
-
【'25新組合長に聞く】JA新みやぎ(宮城) 小野寺克己氏(6/27就任) 米価急落防ぐのは国の責任2025年7月11日
-
(443)矛盾撞着:ローカル食材のグローバル・ブランディング【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月11日
-
米で5年間の事前契約を導入したJA常総ひかり 令和7年産米の10%強、集荷も前年比10%増に JA全農が視察会2025年7月11日
-
旬の味求め メロン直売所大盛況 JA鶴岡2025年7月11日
-
腐植酸苦土肥料「アヅミン」、JAタウンで家庭菜園向け小袋サイズを販売開始 デンカ2025年7月11日
-
農業・漁業の人手不足解消へ 夏休み「一次産業 おてつたび特集」開始2025年7月11日
-
政府備蓄米 全国のホームセンター「ムサシ」「ビバホーム」で12日から販売開始2025年7月11日
-
新野菜ブランド「また明日も食べたくなる野菜」立ち上げ ハウス食品2025年7月11日
-
いなげや 仙台牛・仙台黒毛和牛取扱い25周年記念「食材王国みやぎ美味いものフェア」開催2025年7月11日
-
日本被団協ノーベル平和賞への軌跡 戦後80年を考えるイベント開催 パルシステム東京2025年7月11日
-
東洋ライス 2025年3月期決算 米販売部門が利益率ダウン 純利益は前年比121%2025年7月11日
-
鳥インフル 米バーモント州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年7月11日
-
鳥インフル ブラジルからの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年7月11日
-
全国トップクラスの新規就農者を輩出 熊本県立農業大学校でオープンキャンパス2025年7月11日