食品産業景況DI 6半期連続でマイナス値 食品産業動向調査 日本公庫2020年3月25日
日本政策金融公庫の農林水産事業は、「食品産業動向調査(令和2年1月調査)」を実施し、食品産業の景況と食品製造業者の輸出・海外進出への取組状況について調査した。
調査によると、令和元年下半期の食品産業の景況DIは、令和元年上半期比4.7ポイント減の▲21.0で、6半期連続でマイナス値となった。令和2年上半期の見通しは▲11.7。
業種別の景況DIは、製造業、卸売業、小売業で低下、飲食業で横ばい。雇用判断DIは35.9となり、依然として雇用の不足感を示している。令和2年上半期は、34.8となり、雇用の不足感が継続する見通しとなった。
また、輸出と海外進出(海外法人への出資や業務提携または海外での法人・店舗等の設立)については、食品製造業者の41.1%が、輸出または海外進出に取り組み、取扱品目別では「酒類」が83.4%と他と比べて特に高い。
売上高全体に占める輸出・海外進出関連の売上の割合は、「5%未満」が72.9%で大半を占めた。輸出・海外進出における課題は、「販路開拓」が53.9%で最も高かった。
※DI(Diffusion Index = 動向指数)は、前年同期と比較して、「増加する(良くなる)」と回答した割合から「減少する(悪くなる)」と回答した割合を差し引いた数値
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】とうもろこしにアワノメイガが多誘殺 早めの防除を 北海道2025年7月1日
-
【JA人事】JA伊勢(三重県) 新組合長に酒徳雅明氏(6月25日)2025年7月1日
-
コイン精米機が農業食料工学会「2025年度開発賞」を受賞 井関農機2025年7月1日
-
【注意報】ネギハモグリバエ・ネギアザミウマ 県下全域で多発のおそれ 岩手県2025年6月30日
-
24年産米2.6万円に 有利販売に努め積み上げ JA茨城、異例の公表2025年6月30日
-
梅雨の晴れ間の「DZ作戦」で、猛暑下の畦畔除草を回避しましょう 北興化学工業2025年6月30日
-
水稲は"白未熟粒"に加えて"不稔"にも警戒 果樹は長期的な樹種転換も検討 農研機構2025年6月30日
-
茨城県厚生連の赤字19億円超 「診療報酬の引き上げ必要」 24年度決算2025年6月30日
-
全国の「関係人口」 約2263万人 国土交通省調査2025年6月30日
-
夏休みの思い出づくりに「こども霞が関見学デー」開催 農水省2025年6月30日
-
随意契約米 全国4万6000店舗で販売2025年6月30日
-
7月の野菜生育状況と価格見通し はくさい、キャベツ、レタス、ばれいしょ価格 平年下回る見込み 農水省2025年6月30日
-
再保証残高 過去最高の6兆9000億円台 全国農協保証センター2025年6月30日
-
【JA人事】JAみい(福岡県)平田浩則組合長を再任(6月27日)2025年6月30日
-
【JA人事】JAにしうわ(愛媛県) 新会長に井田敏勝氏2025年6月30日
-
【今川直人・農協の核心】全中再興(1)2025年6月30日
-
元卓球日本代表・石川佳純が全国を巡る卓球教室 岩手で開催 JA全農2025年6月30日
-
【役員人事】JA全農青果センター(6月26日付)2025年6月30日
-
第42回「JA共済マルシェ」を開催 令和6年能登半島地震・奥能登豪雨の復興応援 JA共済連2025年6月30日
-
福岡のいちじくレビュー投稿キャンペーン「博多うまかショップ」で実施中 JAタウン2025年6月30日