テレビ会議で新入職員入会式 JA共済連2021年4月5日
JA共済連は4月2日、東京・平河町のJA共済ビルで「令和3年度 JA共済連新入職員入会式」を開いた。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、全国本部総合職の職員と引受センター職の職員(30名)以外は、各都道府県本部からテレビ会議システムで参加した。
決意表明をする伊藤慎一郎さん
青江伯夫経営管理委員会会長は、新入職員に向けた挨拶で、自身が約50年前に岡山県共済連に入会した際、上司からJAグループ主要4団体(中央会・全農・JAバンク・JA共済連)について教えられた言葉として、「中央会には『頭』がある。全農には『物』がある。JAバンクには『お金』がある。JA共済にはお金や物はないが、『人』という『無限の財産』がある」と紹介。そして、「農業協同組合の事業は、すべて人とのつながりで成り立っており、その基本が徹底できているのが共済事業といえる」と述べ、「これからも共済事業を通じて、各地域の組合員・地域住民のためにお互い頑張って参りましょう」と激励した。
愛知県本部からテレビ会議システムで決意を語る近田萌木さん
新入職員を代表して2人の新入職員が決意を表明した。全国本部の伊藤慎一郎さんは「コロナ禍で、JA共済連の『相互扶助』の考え方がより一層必要になる今だからこそ、新入職員同士団結し、助け合いの輪を広げていきたい」と決意を述べた。愛知県本部からテレビ会議システムで参加した近田萌木さんは、両親にJA共済連で働くことを伝えると「建更むてき」に入っていることを教えられたと語り、「自分の身近なところでも、JA共済が日々の生活に安心を届けてくれていることを実感した。JA共済連の職員として必要なスキルと知識を身に付け、組合員・利用者の方々のニーズに応えるべく、日々精進し挑戦をしていきたい」などと決意を語った。
令和3年度の新職員数は227人。総合職は全国本部27名、都道府県本部118名。引受センター職(共済契約の引受審査業務を専門的に担う職種)は全国本部で3人、SC業務職(自動車損害調査サービスセンター(SC)で自動車保障の共済金支払業務を専門的に担う職種)は都道府県本部で79人が入会した。
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