持続可能な食インフラの創造を支援 TechMagicへ資本参加 JA三井リース2021年9月8日
JA三井リースは9月7日、テクノロジーによる持続可能な食インフラの創造に取り組むTechMagic株式会社への資本参加を発表した。
飲食業界は、人口減少による人手不足や高い離職率により人材確保が難しく、人件費の上昇によるコスト負担が課題となっている。また、新型コロナウィルスの影響で、ヒトに頼らない、衛生に配慮したオペレーションの重要性が高まっている。TechMagicは、これらの課題を解決するため、ロボティクスやAIを活用した調理・業務自動化ロボットの開発を通して、新たな「食インフラ」の創造に取り組んでいる。
中期経営計画「Real Change 2025」で、DX分野への取組を重点施策の一つに掲げるJA三井リースは、先端技術を持つスタートアップ企業などへの出資や業務提携を通じたパートナーシップにより、新たなビジネスの創出をめざしている。また、サステナビリティ経営の観点から、「技術革新による豊かな社会の実現に貢献」することを優先取組課題と位置付けている。
こうした背景からJA三井リースは、TechMagicによる持続可能な「食インフラ」事業の成長性と社会的意義に着目し、資本参加を決定。出資に加え、リース・ファイナンスの提供などによりTechMagicの技術を実装した調理・業務自動化ロボットの普及を後押しする。また、同社の成長を支援することで、「食産業の最適化ソリューション」の提供していく。
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