ESG投資を拡大 気候変動テーマ型投資信託へ投資 JA共済連2021年11月1日
JA共済連は10月29日、気候変動に伴う環境・社会課題への対応として、安定的な収益を確保し、ESG投資の拡大に取り組むため、「NZAM米株500カーボン・エフィシェントインデックス私募(為替ヘッジあり)」へ100億円を投資したことを発表した。
農業を支える協同組織の一員であるJA共済連は、事業基盤となる国内農業・地域社会で、温暖化による豪雨や台風などの自然災害の増加や気候変動リスクが高まる中、投資家としての側面からリスクへの対応に取り組んでいく必要がある。今回の投資により、JA共済連のESG投資を進めるとともに、企業の炭素効率性向上や情報開示に取組むきっかけ作りにも貢献する。
この投資信託は、グループ会社の農林中金全共連アセットマネジメントが運用する、「S&P500 Carbon Efficient Index in TTM Rates JPY Hedged(税引後配当込、円ヘッジベース)」をベンチマークとしてベンチマークに連動する投資成果をめざす私募投資信託。企業の炭素効率性(売上高当たり炭素排出量)と環境情報の開示状況に着目した商品で、S&P500に連動する商品と比較し、炭素効率性は約25%程度の改善が期待される。また、こうした投資の普及により、炭素効率性・情報開示が十分でない業種・企業に対しても改善を促す投資家によるエンゲージメントの要素を備えており、低炭素社会の実現に寄与する。
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