生命総合共済 引受基準を緩和 JA共済連2022年3月17日
JA共済連は3月16日、生命総合共済の引受基準を4月から緩和すると発表した。
JA共済では、一定の持病や既往症がある場合などは契約加入前に医師による健康診査を必要としていたが、被共済者の負担が大きいことから、昨年4月、「高血圧」、「脂質異常症(高脂血症)」、「高尿酸血症(痛風)」、「気管支喘息」について引受基準を緩和し、高脂血症や高血圧は一定の条件で医師の診査を不要としていた。
今回は、これに加えて「糖尿病」、「鉄欠乏性貧血」、「慢性甲状腺疾患(バセドウ病、橋本病)」についても、医師の診査が不要となる告知書扱いで引受けが可能となるよう基準を緩和する。
これらの罹患者は多くことから、JA共済連は今回の引受基準の緩和で「多くの組合員・利用者に生命保障の提供が可能となる」としている。
また、医師の診査なしで引き受ける死亡保障の範囲を75歳まで拡大する。死亡保障金額は66~70歳までが500万円まで、71~75歳までが300万円までとなっている(JAの組合員でない場合は上限金額は異なる)。
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