JA共済連総代会 青江会長 柳井理事長を再任2023年7月27日
JA共済連は7月27日、東京都内で通常総代会を開き、2022(令和4)年度決算などを承認するとともに、経営管理委員と監事を選任した。また、通常総代会後の経営管理委員会で青江伯夫会長、柳井二三夫代表理事理事長の再任などを決めた。
通常総代会であいさつする青江会長
総点検運動を実施
青江会長は再任にあたって談話を発表した。
JA共済事業については今年1月に農水省が共済事業向けの総合的な監督指針を改正した。また、政府は6月に決定した規制改革実施計画のなかで「農協における共済事業の状況に応じた顧客本位の取組」など、民間生保と遜色のない取り組みを求めている。
青江会長は談話のなかで「JA共済事業を取り巻く環境は大きな転換点を迎えている」として「事業の原点に立ち返り、組合員・利用者の皆さまの生命と財産を守り続ける活動を展開し、さらなる安心と満足を提供していく必要がある」と考えを示し、3つの取り組みに力を入れることを明らかにした。
1つ目は組合員・利用者本位の業務運営方針を策定するなど、「より意識的・明示的」に組合員・利用者本位の業務運営への取り組み。
2つ目はコンプライアンス・ガバナンス体制のさらなる見直しと強化。共済推進を行う職員への十分な教育・訓練を行うことで、より適切に推進活動を実施できるよう取り組む。
3つ目は共済事業総点検運動の実施。組合員・利用者の生命と財産を守り、将来に向かって永続的に保障を届けるためJAとJA共済連が一体となって各JAの事業活動を65項目にわたって点検、JAごとの課題に応じた改善策を策定、実践していく。
青江会長は「これまで以上に強い使命感と情熱を持って誠実な事業活動を行っていく」と強調している。
中川泰宏副会長、西沢耕一副会長も再任された。また、村山美彦代表理事専務、歸山好尚代表理事専務、長島佳史代表理事専務も再任された。
(関連記事)
重要な記事
最新の記事
-
果樹産地消滅の恐れ 農家が20年で半減 担い手確保が急務 審議会で議論スタート2024年10月23日
-
【注意報】野菜、花き類にハスモンヨトウ 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2024年10月23日
-
【クローズアップ】数字で見る米③ 委託販売と共同計算2024年10月23日
-
【クローズアップ】数字で見る米④ 委託販売と共同計算2024年10月23日
-
千葉県で高病原性鳥インフルエンザ 今シーズン国内2例目2024年10月23日
-
能登を救わずして地方創生なし 【小松泰信・地方の眼力】2024年10月23日
-
森から生まれた収益、森づくりに還元 J‐クレジット活用のリース、JA三井リース九州が第1号案件の契約交わす2024年10月23日
-
食品関連企業の海外展開に関するセミナー開催 関西発の取組を紹介 農水省2024年10月23日
-
ヒガシマル醤油「鍋つゆ」2本付き「はくさい鍋野菜セット」予約販売開始 JA全農兵庫2024年10月23日
-
JAタウン「サンゴ礁の島『喜界島』旅気分キャンペーン」開催2024年10月23日
-
明大菊池ゼミ・同志社大上田ゼミと合同でマーケ施策プロジェクト始動 マルトモ2024年10月23日
-
イネいもち病菌はポリアミンの産生を通じて放線菌の増殖を促進 東京理科大2024年10月23日
-
新米「あきたこまち」入り「なまはげ米袋」新発売 秋田県潟上市2024年10月23日
-
「持続可能な農泊モデル地域」創出へ 5つの農泊地域をモデル地域に選定 JTB総合研究所2024年10月23日
-
「BIOFACH JAPAN 2024」に出展 日本有機加工食品コンソーシアム2024年10月23日
-
廃棄摘果りんご100%使用「テキカカアップルソーダ」ホップテイスト新登場 もりやま園2024年10月23日
-
「温室効果ガス削減」「生物多様性保全」対応米に見える化ラベル表示開始 神明2024年10月23日
-
【人事異動】クボタ(11月1日付)2024年10月23日
-
店舗・宅配ともに前年超え 9月度供給高速報 日本生協連2024年10月23日
-
筑波大発スタートアップのエンドファイト シードラウンドで約1.5億円を資金調達2024年10月23日