経常利益が大幅増 農林中金 第1四半期決算2023年8月4日
農林中央金庫は8月3日、2023年度第1四半期決算を発表した。資金運用収益の増加で経常利益は前年同期比659億円増の982億円となった。
損益の状況は、円安や変動金利資産による利息配当の上振れなどで資金運用収益は前年同期比1533億円増の5085億円となった。経常収益は7523億円となった。
一方、資金調達費用は欧米を中心とした利上げにともなって外貨調達コストが前年同期比3971億円増の5714億円と大幅に増加した。ただし、経常費用全体では、前年同期で計上したバランスシート縮小に伴う有価証券売却経費が今期は縮小したため、6540億円となり、経常利益は前年同期比894億円の982億円となった。
有価証券等の市場運用資産は健全性を重視した運営のもとで買い入れ、円安によって前年度末(23年3月)より7兆9123億円増加。総資産は10兆8399億円増えて105兆3449億円となった。
純資産は5兆4712億円で▲2022億円となった。
単体ベースでの市場運用資産残高は約60兆6000億円円で前年度末比で10兆3000億円増。有価証券評価損益は▲1兆2257億円の評価損を計上した。
農林中央金庫は「先行きが見通せないなか、健全性重視は変わらず分散投資でしっかり収益を確保していきたい」としている。
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