組合員・利用者の目線に立った推進を再確認 令和5年度「共済事務インストラクター全国交流集会」開催 JA共済連2023年11月2日
JA共済連は11月1日~2日に、全国のJAから78人の共済事務インストラクターが参加した「令和5年度共済事務インストラクター全国交流集会」を開催。JA共済幕張研修センター(千葉市美浜区)では二日間にわたってパネルディスカッションや分科会などで全国の経験を学びながら、あらためて組合員・利用者の目線に立って推進や契約保全活動に取り組んでいくことを再確認した。
初日のパネルディスカッションの様子
共済事務インストラクターは、組合員・利用者との接点となる支店窓口担当者とスマサポ(スマイルサポーター)やLA(ライフアドバイザー)を指導・支援するJA職員の呼称で、10月現在、全国で3564人が活躍している。JA共済事業における自己改革のひとつである「JAの事務負荷軽減」を受けてJA窓口の事務手続きが大きく変化する中、その役割はますます重要性を増している。
全国交流集会は2009(平成21)年度から実施している。事務指導活動における悩みなどを外部講師の講演や少人数による分科会等を通じて共有し、同じ目的を持った仲間として、親睦を深め、ネットワークを広げる目的がある。
パネリスト5人が日頃の活動などを発表し、意見交換した。
初日は、「組合員・利用者の目線に立った共済事務の実践をめざして」をテーマに、パネルディスカッションが行われた。パネリストとして、共済事務インストラクターの髙野久美子氏(JAいわて中央)、浦田綾子氏(JAぎふ)、岩﨑有里子氏(JA兵庫みらい)、岩井美紗江氏(JA香川県)、川添雄一郎氏(JAからつ)の5人が、日頃の活動やペーパレス化に向けた取り組み、後輩インストラクターの育成や組合員・利用者満足度向上の取り組みなどを発表し、意見交換した。
また、10人程度のグループに分かれて分科会を行い、フリーテーマで約2時間にわたって、日頃の取り組みや工夫点などを発表・共有した。
グループに分かれての分科会の様子
二日目は、新たなグループでの分科会に続き、東京大学薬学部教授でテレビコメンテーターとしても出演中の脳研究者、池谷裕二氏が「脳科学から考える自分を育てる方法」をテーマに講演を行い、今後の活動につながる話題を提供した。
重要な記事
最新の記事
-
新品種から商品開発まで 米の新規需要広げる挑戦 農研機構とグリコ栄養食品2025年5月1日
-
米の販売数量 前年比で86.3%で減少傾向 価格高騰の影響か 3月末2025年5月1日
-
春夏野菜の病害虫防除 気候変動見逃さず(1)耕種的防除を併用【サステナ防除のすすめ2025】2025年5月1日
-
春夏野菜の病害虫防除 気候変動見逃さず(2)農薬の残効顧慮も【サステナ防除のすすめ2025】2025年5月1日
-
備蓄米 小売業へ2592t販売 3月末の6倍 農水省2025年5月1日
-
イモ掘り、イモ拾いモ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第338回2025年5月1日
-
地元木材で「香りの授業」、広島県府中明郷学園で開催 セントマティック2025年5月1日
-
大分ハウスみかんの出荷が始まる 大分県柑橘販売強化対策協議会2025年5月1日
-
Webマガジン『街角のクリエイティブ』で尾道特集 尾道と、おのみち鮮魚店「尾道産 天然真鯛の炊き込みご飯」の魅力を発信 街クリ2025年5月1日
-
5月1日「新茶の日」に狭山茶の新芽を食べる「新茶ミルクカルボナーラ」 温泉道場2025年5月1日
-
「越後姫」食育出前授業を開催 JA全農にいがた2025年5月1日
-
日本の米育ち 平田牧場 三元豚の「まんまるポークナゲット」新登場 生活クラブ2025年5月1日
-
千葉県袖ケ浦市 令和7年度「田んぼの学校」と「農作業体験」実施2025年5月1日
-
次世代アグリ・フードテックを牽引 岩手・一関高専から初代「スーパーアグリクリエーター」誕生2025年5月1日
-
プロ農家が教える3日間 田植え体験希望者を募集福井県福井市2025年5月1日
-
フィリップ モリス ジャパンとRCF「あおもり三八農業未来プロジェクト」発足 農業振興を支援2025年5月1日
-
ビオラ「ピエナ」シリーズに2種の新色追加 サカタのタネ2025年5月1日
-
北限の茶処・新潟県村上市「新茶のお茶摘み体験」参加者募集2025年5月1日
-
「健康経営優良法人2025」初認定 全農ビジネスサポート2025年5月1日
-
「スポットワーク」活用 農業の担い手確保事業を開始 富山県2025年5月1日