「Real Challenge to BX」社内公募型プログラムから数々の案件が事業化 JA三井リース2025年3月24日
JA三井リースは、新たなビジネスにチャレンジし続ける風土の定着、チャレンジする機会の創出を目的とした取組みとして、2022年度から社内公募型の新規事業創出プログラム「Real Challenge to BX」を開始。このほど第3期目となる「RCBX2024」の最終審査通過案件を決めた。
RCBXは、社員一人ひとりが持つ創造力と情熱を引き出し、新たなビジネスアイデアを発掘し、実現化するための重要なプラットフォーム。アイデア創出の場にとどまらず、メンタリングや事業化に向けた資金支援、マーケットリサーチのサポートなど、実際の事業化を見据えた包括的な支援により、多くの革新的な事業が創出されている。
今後もRCBXプログラムを更に充実させていくことで、社会・地域・顧客の課題解決に貢献する新たなビジネス創出への挑戦を後押し。加えて、RCBX通過案件の事業化を着実に推進していくことで、持続可能な社会の実現に貢献していく。
RCBXでは、年度ごとに新規事業のビジネスアイデアを募集している。新人から中堅社員まで階層を問わず毎年約50~90件ほどの応募があり、事務局や伴走コンサルの支援を受けながらアイデアを具体化。書類選考を経て約10~20件ほどの案件を絞り込んだ事業計画策定のステージでは、白熱した雰囲気の中、各チームによるプレゼンテーションと質疑応答が行われ、収益性や市場性、顧客課題、解決策といった観点のほか、チームの熱意や想いも考慮して審査される。最終審査では数件の案件が通過し、さらなる支援を受けながら、事業化に向けて進めることとなる。
◎「RCBX2024」最終審査通過案件
(1)車両メンテナンスのシェアリングサービス
同事業は、廃業による車両整備工場の過疎化と整備士不足の問題を解決するため、車両整備工場のシェアリングを活用して効率的なメンテナンス体制を構築する新たなビジネスモデル。これにより、整備工場の稼働率を向上させるだけでなく、整備士の活躍の場を広げることにも貢献する。地域における重要なインフラである整備工場の存続を支援し、地域経済の活性化にも寄与する点が評価された。
(2)産業用ドローン向けサブスクリプションサービス
同事業は、事業パートナーとの協力により、産業用ドローン市場の確立と充実したアフターサポートメニューを提供するサブスクリプションサービスの構築を目的とする案件。物流の効率化や災害対応力の向上、土木や建築現場での安全点検や監視業務における作業の安全性の確保など、労働力不足の解消にも寄与する。ドローンの普及に伴い技術革新を推進し、社会課題の解決を目指している点が評価された。
「RCBX2024」の概要
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