25年産米 西日本、ウンカ被害で収量低下2013年10月31日
10月15日現在の作況
農水省は10月30日、25年産水稲の10月15日現在の作付面積と予想収穫量を発表した。
全国の作況は102と前回(9月15日現在)と変わらない。
前回調査より作況指数が上がったのは秋田(99→100)、山形(101→102)、栃木(101→102)、群馬(101→103)の4県。一方で前回より作況指数が下がったのは23県。とくにトビイロウンカによる被害のあった近畿(103→102)、中国(102→99)、四国(102→100)、九州(101→97)で低下した。
その結果、予想収穫量(子実用)は860万4000tが見込まれ、主食用収穫量は818万3000tの見込み。主食用作付け面積は前回調査と同じ152万2000haだが、10aあたりの予想収量が543kgから539kgとなったことから、前回調査より6万2000t少ない収量見込みとなった。
主食用米の今年6月末の民間在庫量は226万t。25年産の生産見込み数量818万tと合わせて1044万tとなる。一方で需要量は786万tと見込まれていることから、来年6月末の民間在庫量は258万tとなる見込みだ。
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