店頭での米購入は8割以下 公庫が調査2013年11月8日
日本政策金融公庫農林水産事業は11月8日、平成25年度上半期の消費者動向調査結果として、食品購入におけるインターネット利用の現状についてとりまとめた。
この調査で、食品を買う方法を「店頭」と答えた人は95%を超えた一方、「店頭のみ」という答えは全体の57.6%しかなく、約4割の人が、インターネット、通販、宅配などの方法を併用していることがわかった。なかでも、パソコンや携帯端末を使ったインターネットによる購入を利用する人は、全体で15.8%だった。
品目別で特徴的なのは、ほぼすべての品目で店頭での購入割合が95%を超えたが、唯一米だけは79.7%と8割以下だったことだ。
反面、米を店頭以外で買っている人は30%と、ほかの品目が軒並み10%前後だったのに比べて特別に高く、米を買うのは店頭以外という消費行動の実態が明らかになった。
◆20代は「店頭のみ」7割
年代別で特徴的だったのは、若い人ほど店頭のみでの購入が多く年齢が高くなるにつれ、ネット利用が増えるということだ。
20歳代は「店頭のみ」が69.3%で突出して高い一方、インターネットの利用は7.2%と唯一10%以下だった。ネットの利用が多いのは50歳代で、19.5%とほかの年代に比べて特に高かった。
「店頭のみ」で買う理由は、「実物を確かめたい」67.7%、「買い物に行くのに不便を感じない」45.1%などが上位。
一方、インターネットを利用する理由は、「自宅まで届けてもらえる」75.2%、「出かけずに済む」58.2%、「好きな時間に購入できる」57.7%などが上位だった。
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