全国作況は「100」-27年産米2015年10月5日
農林水産省は10月2日、27年産米の9月15日現在の作柄概況を公表した。
9月15日現在の全国作況は予想収量10aあたり533kgの平年並みとなり、作況指数は「100」となった。
北海道から近畿は、登熟は一部地域を除き8月中旬以降の日照不足等の影響で平年を下回っているものの、全もみ数が総じて「平年並み」か「やや多い」となっていることから、おおむね平年並み以上と見込まれている。ただし、北海道、東北、関東・東山では作柄がよかった昨年産にくらべ10aあたり収量は▲21kg~7kg減少の見込み。
中国、四国、九州は6月以降の低温、日照不足等の影響で全もみ数と登熟が平年を下回っていると見込まれる。
地域別の作況指数は北海道「103」、東北「103」、北陸「100」、関東・東山「100」、東海「99」、近畿「99」、中国「98」、四国「96」、九州「96」、沖縄「92」。 主食用米の作付け見込み面積は140万6000haで前年産より6万8000haの減少が見込まれる。主食用の予想収穫量は746万7000t。前年産にくらべ41万5000tの減少が見込まれる。
(関連記事)
・1等比率72.9%-27年産米、8月31日現在 (15.09.25)
・27年産米 1等比率67%-農水省 (15.08.24)
・全国作況100の「平年並み」-米穀データバンク予想 (15.08.07)
・主食用米50万t需給改善-JA全農調べ (15.07.31)
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