療養食に「金芽米・金芽ロウカット玄米」2017年7月4日
トムソンメディカルセンター・東洋ライス
シンガポールの婦人・小児を対象とした大手私立医療機関グループ、トムソンメディカルセンターは、日本のスーパーフードブランドである「金芽米」と提携、妊婦の入院食をはじめ、退院後の産後の母親たちに対し、食を通じた最適の栄養供給を目的に、金芽米食の提供と宅配事業を開始する。
7月中旬から開始される金芽米の提携事業は、患者に対して妊娠中もそれ以降も、クオリティの高い治療や、一人ひとりに合ったケアを提供しようという、トムソンメディカルの意図に即したものだ。
同病院内の栄養学専門チームは、「金芽米」(Kinmemai Better White)・「金芽ロウカット玄米」(Kinmemai Better Brown)をそのメニューに取り入れて、毎食の栄養価を高め、母親たちの回復過程を支援していく考えだ。
半世紀以上に亘り、精米技術の研究開発に携わってきた、東洋ライスの雑賀慶二社長は、トムソンメディカルとの金芽米提携について「米粒の栄養成分を奪ってしまうような従来の精米技術とは異なり、優しく正確に精米する金芽米の製法は、米の有益な成分を逃さない」と金芽米の栄養効果を述べた。
続けて「既に私たちは、この米が日本の消費者の健康増進にどれほど有益か確認しているところであり、トムソンメディカルと協力して、女性の妊婦出産のあらゆるステージで、この利点を共有できることを嬉しく思っている」と回答した。
(写真)「金芽ロウカット玄米」は妊婦の健康維持にも効果
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