「獺祭 未来へ 農家と共に」在日フランス商工会議所からサステナビリティ賞 旭酒造2023年1月30日
旭酒造が製造する日本酒「獺祭 未来へ 農家と共に」が、在日フランス商工会議所が主催する「フレンチビジネスアワード2023」で、サステナビリティアワードを受賞。授賞式が1月26日、Grand Hyatt Tokyo(東京都港区)で行われた。
受賞した「獺祭 未来へ 農家と共に」
フレンチビジネスアワード・サステナビリティアワードは、「フランスや日本と取引のある企業で、2021年及び2022年に日本国内のサステナビリティのためのプログラムを発展させ、力強いアクションを起こした企業」に贈られる賞。
「ひと粒の米も無駄にしたくない」「その上で美味しいお酒でないと意味が無い」という思いから完成した「獺祭 未来へ 農家と共に」。酒米として使われる山田錦は、どんなに手練れの生産者が栽培しても、等外米が約一割出ることは避けられないが、等外米の山田錦で酒を造る場合、販売の際に純米や本醸造等の特定名称が使えないことから、ほとんどの酒蔵は等外米を購入しない。そのため、これまで生産者は低価格で山田錦を手放すことを強いられ、大きな経済的負担となっていた。
旭酒造は、生産者と共に生きていく酒蔵として、等外米をどのように利用すべきかという課題に向けて、心白を持たない等外米だからこそ可能な8%高精米の美味しい獺祭として同商品を造った。同社は、この取り組みを通じて、生産者の経済的負担軽減と持続的な農業経営の後押しをめざしている。
1月26日にGrand Hyatt Tokyoで行われた授賞式
同社は今回の受賞について「私どもが大切にしている『より美味しい獺祭をお客様に届ける』ことと、『生産者あっての酒蔵であり互いに支え合い前に進んでいく』ことを評価していただいた結果で大変嬉しく思います」とコメントしている。
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