JA全農みやぎ 24年産米の仮渡金(JA概算金)、3品種で3000円引き上げ 集荷力強化2024年10月11日
JA全農みやぎは、24年産米の仮渡金(JA概算金)を主要3品目で一律3000円、引き上げることを決めた。
引き上げを決めたのは「ひとめぼれ」「つや姫」「ササニシキ」の3品種。いずれも1等米60キロあたり3000円引き上げ、「ひとめぼれ」は1万9500円、「つや姫」1万9600円、「ササニシキ」1万9800円とした。これを受け各JAが、生産者にJAが払う生産者概算金を決める([クローズアップ]米の仮渡金(概算金)って何? https://www.jacom.or.jp/nousei/closeup/2024/240904-76283.php 参照)
3品目について全農みやぎは、卸業者など取引先と契約作業を進めてきた。販売量が見通せる段階に入り集荷量積み上げが課題だが、系統外の業者が高い買い取り価格を示すなど集荷競争が激化していた。今回、概算金を引き上げることで集荷力を強化する。
JAグループの担当者は「県産米については生産者の手取りを確保するとともに、消費者目線も考慮し、5キロ3000円以内で店頭販売できるように考えた。3品種以外も、取引先と合意次第、有利販売できるようにしたい」と話している。
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