全農畜産サービスと売買基本契約を締結 太平洋工業2023年9月12日
太平洋工業(岐阜県大垣市)は、全農畜産サービス(東京都江東区)と同社IoT製品「CAPSULE SENSE(カプセルセンス)」の取引に関し、9月1日付で売買基本契約を締結。同製品の営業活動を通じ、生産性の高い畜産経営の実現に貢献する。
システム概要
全農畜産サービスは、JA全農グループの企業として、畜産分野における生産資材や素畜を生産農家に販売する専門会社。グループ企業としての特性を生かした販路を通じ、「CAPSULE SENSE(カプセルセンス)」の普及を進め、生産者の生産性向上につなげる。
「CAPSULE SENSE(カプセルセンス)」は、牛の胃内に投入した子機のセンサー情報を、人工知能(AI)で解析し、発情・分娩予兆・疾病など、体調変化の兆候を検出する。この1台で発情・分娩・疾病のすべてを検知できるところに、製品の優位性があり、専用アプリでユーザーのスマートフォンやタブレットに通知することができる。
<システム概要>
(1)子機
・温度、加速度センサーを搭載した小型のカプセル(子機)を牛の胃内に挿入し、滞留させることで、胃内の情報を親機に無線通信で定期的に送信。
(2)親機
・LTE通信(携帯回線)でクラウドに情報が蓄積され、AIで分析。
(3)アプリ
・検知結果をスマートフォンやタブレットに通知し、遠隔からいつでもどこでも牛の体調を管理可能。
・PC版では登録・確認作業などの飼養管理が効率的に行える。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(90)みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(1)2024年4月27日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(8)【防除学習帖】 第247回2024年4月27日
-
土壌診断の基礎知識(17)【今さら聞けない営農情報】第247回2024年4月27日
-
【欧米の農政転換と農民運動】環境重視と自由化の矛盾 イギリス農民の怒りの正体と運動の行方(2)駒澤大学名誉教授 溝手芳計氏2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内で多発のおそれ 熊本県2024年4月26日
-
【注意報】核果類にナシヒメシンクイ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2024年4月26日
-
【注意報】ムギ類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 愛知県2024年4月26日
-
「沖縄県産パインアップルフェア」銀座の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年4月26日
-
「みのりカフェ博多店」24日から「開業3周年記念フェア」開催 JA全農2024年4月26日
-
「菊池水田ごぼう」が収穫最盛期を迎える JA菊池2024年4月26日
-
「JAタウンのうた」MV公開 公式応援大使・根本凪が歌とダンスで産地を応援2024年4月26日
-
中堅職員が新事業を提案 全中教育部「ミライ共創プロジェクト」成果発表2024年4月26日
-
子実用トウモロコシ 生産引き上げ困難 坂本農相2024年4月26日
-
(381)20代6割、30代5割、40/50代4割【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月26日
-
【JA人事】JA北つくば(茨城県)新組合長に川津修氏(4月20日)2024年4月26日
-
野菜ソムリエが選んだ最高金賞「焼き芋」使用 イタリアンジェラートを期間限定で販売2024年4月26日
-
DJI新型農業用ドローンとアップグレード版「SmartFarmアプリ」世界で発売2024年4月26日
-
「もしもFES名古屋2024」名古屋・栄で開催 こくみん共済coop2024年4月26日
-
農水省『全国版畜産クラウド』とデータ連携 ファームノート2024年4月26日