養豚DXのEco-Pork 新たに2.2億円を資金調達 養豚業界のDXを加速2023年9月29日
養豚DXを手がけるEco-Porkは、シリーズBラウンドのファーストクローズとして約2.2億円の資金調達契約を締結。この資金調達は、2022年4月に発表したシリーズAラウンドの投資家および新たに参画する投資家を割当先とする、第三者割当増資となる。同社は今回の資金調達によるプロダクト開発や体制強化を通じて、ICT / IoT / AIを活用したデータ管理による国内外養豚業の更なる持続可能化に取り組む。
今回の資金調達は、QBキャピタルをリード引受先として、ベルシステム24ホールディングス、森久保薬品、Future Food Fund、OKBキャピタルと名南M&Aが共同運営するOKB・名南ベンチャー支援1号ファンドとなる。
Eco-Porkは「食肉文化を次世代に」を理念に掲げ、養豚業の生産性向上と環境負荷低減のため、養豚経営支援ツール「AI Farm Manager Porker(Porker)」や、「Porker」に連携するIoT機器などを開発・販売している。農林水産省の畜産統計によると、国内の養豚事業者は後継者不足や事業コスト高騰等などの問題から、この20年で1万1700軒から3590軒へと激減。さらに近年では、ウクライナ危機に端を発した飼料高騰など、苦しい経営を余儀なくされている養豚事業者は少なくない。
今回の資金調達は事業拡大のためのプロダクト開発や、当社ビジネスの拡大に資する事業連携を目的としている。オイシックス・ラ・大地が運営する食領域特化型CVCであるFuture Food Fundや、北海道から沖縄まで全国38拠点でコンタクトセンターを運営するベルシステム24ホールディングス、そして動薬事業社として70年以上の歴史があり、同社サービスの販売代理店でもある森久保薬品などとの事業連携によって、サービスの拡充と発展を図る。
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