『家の光』愛読者普及運動、9県が目標達成2013年6月25日
一般社団法人家の光協会は6月24日、東京・大手町のJAビルで第70回通常総会を開き、平成24年度事業報告などを承認した。
園田俊宏代表理事会長は冒頭、安倍政権が6月14日に閣議決定した成長戦略に触れ、「TPP交渉参加や、農業への規制改革に取り組むことなどが盛り込まれており、これらは農業の多面的機能の維持、次世代への継承、地域農業の再生につながるとは到底思えない。政府は、JAグループが提案した新農政への提言を受け止めてほしい」とあいさつ。家の光協会の事業については、「JA運動を次代につなぐためにも、人、組織、地域の元気づくりの実践をめざしたい」と述べた。
24年度の事業報告としては、普及活用運動の結果を発表した。『家の光』は月平均部数が56万2356部で岩手、秋田、埼玉、神奈川、兵庫、奈良、島根、長崎、熊本の9県が年度目標を達成した。12・1月号の普及活動では、12月号定期部数が76万2659部で全国目標を7659部上回り41府県が目標達成、1月号は63万3726部で15府県が目標達成となった。
そのほかは、『地上』が月平均部数2万2836部で宮城、奈良、島根、岡山、熊本の5県が年度目標達成。『ちゃぐりん』は8月号定期部数が11万9914部で目標を1万4914部上回り42都府県が目標達成。「家の光図書」は21万7730部で前年に比べ1万部ほど減ったが目標を1万4000部ほど上回り、「図書予約組合」は加入口数1021口で6府県が目標を達成した。
役員の改選では、園田会長、木村一男副会長が再任され、下川正志氏が新たに代表理事専務に選任された(既報)。
(写真)
上:あいさつする園田会長
下:目標達成県域を代表して表彰をうける萬代宣雄・JA島根県中央会会長(右)
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