「JAしまね」発足へ前進2014年3月26日
「1県1JA」を目指す島根県の11JAは、23日一斉に臨時総代会を開き、全てのJAで3分の2以上の賛同を得て、合併が承認された。これから平成27年3月1日の新JA発足に向けて体制整備を進める。
全JAの議決権数は5413票で、このうち賛成は5245票(96.9%)だった。承認を得たことについて、JA島根中央会の萬代宣雄会長は、「あらたに誕生する『島根県農業協同組合』(愛称『JAしまね』)が農業の振興ならびに地域の発展に貢献し、また統合方針として掲げた11地区本部制のもと、地区本部損益管理を行うなかで、組合員の意思反映や地域特性の発揮など、地域重視の運営を実現することによって、子々孫々にわたって組合員・地域住民からの信頼に応えうるJAとなるよう、我々JAグループ島根の役職員はさらに努力していく」との談話を発表した。
これからは、4月に設立委員会を設けて体制整備を進め、27年の発足を目指す。
(写真)
全JAの合併承認を確認する萬代会長
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