年間出荷実績40.2t/10a達成! トマト栽培実証施設「ゆめファーム全農」2015年10月7日
JA全農は10月1日、平成26年7月に栃木県に設置したトマト栽培実証施設「ゆめファーム全農」のトマトの出荷実績が、26年10月8日から27年7月24日までで40tを超えたことを発表した。
トマトの全国的推定平均収量が10t/10a、優良な生産者でも20t/10a強の中、「ゆめファーム全農」は目標としていた40t/10aの出荷を初年度に実現した。
同施設は5mの高軒高ハウスで成長点上部の空間確保をしているほか、特殊なフッ素フィルム「錯乱光型フッ素系フィルム」を使うことで、効率的に作物が受光できるようにしている。他にもICTクラウドを利用し測定データを記録するなど、最新の技術を使って常に最適な状態での栽培管理を行っていた。
今後は、今回の実証栽培で得た栽培管理などのマニュアル化をすすめ、安定・多収栽培を目指す担い手を対象とした栽培実習の受け入れにも取り組む予定。
(写真)施設(左上)、出荷するトマト(左下)、ハウス内の栽培の様子(右)
(関連記事)
・【JA全農がめざすもの】生産資材部・ゆめファーム全農 栽培から出荷まで総合的なノウハウを蓄積 (14.12.09)
重要な記事
最新の記事
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】なぜ多様な農業経営体が大切なのか2024年3月28日
-
全国の総合JA535から507に 4月1日から 全中2024年3月28日
-
消える故郷-終りに、そしてはじめに-【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第284回2024年3月28日
-
岩手銀行、NTT東日本、JDSCが「岩手県の『食とエネルギーの総合産地化』プロジェクト」を共同宣言2024年3月28日
-
「日曹コテツフロアブル」登録変更 日本曹達2024年3月28日
-
適用拡大情報 殺虫剤「プレバソンフロアブル5」 FMC2024年3月28日
-
飼料用米を食料安保の要に 飼料用米振興協会が政策提言2024年3月28日
-
肥料袋の原料の一部をリサイクル樹脂へ置換え 片倉コープアグリ2024年3月28日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付)2024年3月28日
-
純烈が熱唱 新CM「おいしい雪印メグミルク牛乳 ゴクうまボトル」公開2024年3月28日
-
むすびえ「ウェルビーイングアワード 2024」活動・アクション部門グランプリを受賞2024年3月28日
-
「物流の2024年問題」全国の青果センターの中継拠点化で「共同輸配送」促進 ファーマインド2024年3月28日
-
ポストハーベスト事業 米国子会社を譲渡 住友化学2024年3月28日
-
農業の「経営技術」を習得 無料オンライン勉強会を隔月で開催 ココカラ2024年3月28日
-
森林由来クレジット販売プラットフォーム立上げ第一号案件を売買全森連×農林中金2024年3月28日
-
新規需要米に適した水稲新品種「あきいいな」育成 耐病性が優れ安定生産が可能に 農研機構2024年3月28日
-
食品ロス削減に貢献 コープ商品6品を3月から順次拡充 日本生協連2024年3月28日
-
最適な雑草防除をサポート「my防除」一般向け提供開始 バイエルクロップサイエンス2024年3月28日
-
国産和牛が当たる 「春の農協シリーズキャンペーン2024」4月1日から実施2024年3月28日
-
れんこん腐敗病の課題解決へ JA大津松茂と圃場検証を実施 AGRI SMILE2024年3月28日