新商品から既存商品まで 「JAグループ国産農畜産物商談会」2016年3月10日
3月9日、10日に開かれた「JAグループ国産農畜産物商談会」で、JA全農グループ関連会社なども好評を博していた。特に人気だった商品を紹介する。
◆スッキリした甘さ お米のミルク
JA全農生活リテール部は全農ブランドを展開。昨年10月から販売した「お米のミルク」を強くPRした。「お米のミルク」は国産米を100%使用しており、コンビニおにぎり約3分の1の米を使って作られている。甘い味わいとスッキリとした飲み口が特徴で女性にも人気。牛乳アレルギーの人でも気軽に飲むことができる一品だ。
JA全農の特設ホームページで「お米のミルク」を使ったレシピを紹介している。商談会ではこの中の「チキンときのこ、お米のミルク煮」の試食を配布していた。濃厚なコクと深い味わいで美味い。牛乳アレルギーでシチューなどを諦めていた人に特におすすめ。
◆子どもに人気のゼウシくん パッケージになる
JA全農ミートフーズ(株)は今年3月1日から発売している、アニメで人気のゼウシくんのパッケージ商品を展示。明るい笑顔を振りまくゼウシくんのキャラクターが人目を引いた。種類は「デミグラスソースハンバーグ」と「チーズハンバーグ」、「ウインナー」。子どもが食べやすいようウインナーは皮なしで、ハンバーグも柔らかめになっている。
◆半熟ゆでたまご発売中
JA全農たまご(株)は1月から発売された「とろとろ半熟ゆでたまご かつおだし風味」をPR。気軽に絶妙な半熟加減のゆでたまごを食べられる商品。
また季節限定のパッケージとしてイースターエッグ「Enjoy Easter イースターエッグ」も展示。担当者は「イースターエッグのパッケージはシールが同封されていて、お子さんたちが楽しく行事に取り組めるよう工夫した。昨年のハロウィンでも限定パッケージを発売し、今年も行う予定です」と話した。
◆国産鳥の安心伝える
全農チキンフーズ(株)は既存の商品の安心・安全をPR。試食品を食べた量販店や中食・外食会社の担当者は、肉の旨みを噛みしめながら、真剣な表情で担当者から話を聞いていた。
◆「しゃり玉」気軽にお寿司
全農パールライス(株)は「しゃり玉」や「白米」をPRしていた。「しゃり玉」は上にネタを載せるだけで簡単にお寿司を作ることができるため、スーパーや立ち食い寿司などでの利用が多いという。全自動IH炊飯システムで炊き上げた米は「ふっくら つやつや」だ。
◆野菜と一緒に展示して! 加熱済み野菜 常温タイプ
JA全農青果センター(株)は今春発売予定の、常温で取扱える調理用加熱済み野菜を展示。味付きと味なしの商品があり、賞味期限は90日。担当者は「チルドタイプの調理用加熱済み野菜は多くあるが、これは常温で展示が可能。そのため野菜売り場にあるサツマイモなどの野菜の隣に調理済みの商品が置けることが強み」と話す。消費者が手軽に商品を手に取れる工夫に一役。また賞味期限が90日間あるため、お店では緊急時の対応や商品ロスの軽減にも役立てるという。
◆レンジで簡単五目ご飯
全国農協食品(株)はレンジでチンして簡単に食べることができる「お米と雑穀の五目御飯」をイチオシとした。雑穀、鶏肉、野菜を使用した炊き込みご飯で手軽にバランスよく食事ができることをPRした。
(関連記事)
・産地と実需者を結ぶ懸け橋に JAグループ国産農畜産物商談会開催 (16.03.09)
・大賞は「愛菜ものがたり~いぶりだいこん~」JA全農あきた 「第2回JAグループ6次産業化商品コンテスト」 (16.02.15)
重要な記事
最新の記事
-
【現地レポート・JAの水田農業戦略】新たな輪作で活路(2)子実コーンの「先駆者」 JA古川2024年3月29日
-
農業者所得増加へデジタルビジネス加速 農林中金 中期ビジョンを策定2024年3月29日
-
「子ども世代に農業勧めたい」生産者の2割 所得向上が課題 農林中金調査2024年3月29日
-
東京・大阪で組合長らが 「夢大地かもと」スイカをPR JA鹿本2024年3月29日
-
全国から1,000名を超える農業の担い手が集う 「第26回全国農業担い手サミットinさが」開催 佐賀県2024年3月29日
-
家族みんなで夏の農業体験はじめよう 食農体験イベント「土袋でデコきゅうり」開催 JA兵庫六甲2024年3月29日
-
(377)食中毒1万人は多いか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年3月29日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第96回2024年3月29日
-
【人事異動】全国農業会議所(4月1日付)2024年3月29日
-
品種で異なるメロンの味わいを体験 自由が丘「一果房」で29日から 青木商店2024年3月29日
-
第160回勉強会「レジリエントな植物工場運営・発展に向けて~災害からの復旧・復興事例から学ぶ」開催 植物工場研究会2024年3月29日
-
創立55周年記念 ガーデニング用 殺虫・殺菌スプレーなど発売 住友化学園芸2024年3月29日
-
「核兵器禁止条約」参加求める26万の署名 藤沢市議会が意見を採択 パルシステム神奈川2024年3月29日
-
尾鷲伝統の味「尾鷲甘夏」出荷開始 JA伊勢2024年3月29日
-
令和6年能登半島地震 被災地農家を応援 JA全農石川へ寄付 KOMPEITO2024年3月29日
-
林木育種センター九州育種場 九州育種基本区の「スギエリートツリー特性表」公表 森林総研2024年3月29日
-
農業フランチャイズのクールコネクト シードラウンドで3200万円を調達2024年3月29日
-
鳥インフル 米メイン州からの家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年3月29日
-
畜産施設の糞尿処理で悪臭対策 良質な堆肥化を促進 微生物製剤を開発 B・Jコーポレーション2024年3月29日
-
水田のスマート水管理で東大大学院農学生命科学研究科と共同研究開始 ほくつう2024年3月29日