リレーで消費者に安定供給 静岡県・長野県合同セルリー出荷調整会議2016年11月2日
JA全農長野は、10月31日に長野県松本市で、「静岡県・長野県合同セルリー出荷調整会議」を開いた。静岡県、長野県の代表者ら38人が集まり、セルリーの円滑な産地リレーに向けて出荷計画や産地状況について情報を共有した。
セルリーの生産量は、夏は長野県、冬は静岡県が最も多い。この会議で、主産地の両県が切れ間なく出荷し、実需者と消費者に安定供給する態勢を確認した。さらに会議前には静岡県側の出席者が松本地区のほ場を視察。栽培技術や産地状況の情報交換を行った。
会議には静岡県から浜松洋菜協議会、浜松洋菜セルリー幹事会、JAとぴあ浜松、JA静岡経済連の代表者・担当者ら18名が出席。長野県からは、松本洋菜部会、JA信州諏訪野菜専門委員会セルリー専門部会、JA信州諏訪、JA松本ハイランド、JA松本市、JAあづみ、JA全農長野の代表者・担当者ら20名が出席した。
この会議は約40年間続いており、毎年春と秋に1回ずつ開催され、産地の切換え時期に生産安定と競争力ある産地作りに向けた連携強化を確認する。また共通のレシピを使った大消費地での宣伝会の実施やセルリーの新たな食べ方の提案など、今後の国産セルリー消費拡大・需要拡大に向けた取り組みに関する意見交換も行っている。
(写真)静岡県・長野県合同セルリー出荷調整会議
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