人材開発担当者のDiSCフォーラム開催 導入事例を発表する日本で唯一のフォーラム2017年12月1日
農協協会でも普及推進をし、世界の多くの企業で導入されているている人材アセスメント(人材の客観的な測定ツール)「DiSC」についての知見を高め、情報を共有するための「アセスメントフォーラムTokyo2017」が、12月8日に都内で開催される。
いま、職場の「働き方改革」を推進する有効な手段の一つとして注目されているのが人材アセスメントのDiSCだ。DiSCは客観的に測定した人材情報をもとに、職場と人材に関して具体的な解決方法が見つかると評価され、世界の多くのトップ企業で導入され、成果をあげてきている。
(一社)農協協会では、「農協などの組織を強くするには、システムをつくって組織の機能を強くすることと、組織を構成する人たちを強くすることであり、人を強くする手段が研修だと考えている。そして、研修では、専門性を高める定型的研修も大事だが、それだけでは不十分であり、DiSCのような人をみていく非定型研修をすることで組織は強くなると考え、DiSC研修の普及に取組んでいる」(佐々木毅農協協会JA支援事業部長)。
農協協会では、すでにいくつかのJAでの研修を行ってきているが、そのなかの一つで、階層別など3回にわたってDiSC研修を行っている茨城県のJA水戸(八木岡努組合長)について、雑誌「企業と人材」12月号がDiSC研修に取りくんだ意味や研修の具体的な内容、参加者の感想などを詳しく取材した記事が掲載されるなど、いま全国のJAからも注目されている。
12月8日のフォーラムは、プロのコンサルタントと企業の人事担当者など200名が参加し、導入事例を発表する日本で唯一のフォーラムで、国内外の実践事例と最新情報が9つの分科会で共有されるが、農協協会の佐々木もパネラーとして登壇する予定となっている。
【「アセスメントフォーラムTokyo2017」の概要】
○日時:12月8日(金)12:30~18:00
○会場:TKPガーデンシティPremium神保町
○プログラム:
1)世界から学ぶ~基調講演
「Demystifying DiSC/DiSC の解明」―DiSC 行動モデルの理解と解説
・Keith Ayers氏(Integro Learning Company Pty Ltd会長兼CEO(オーストラリア))
2)アセスメント活用事例~テーマや業界毎の分科会形式
(パネルディスカッション)
企業人事と語る働き方改革と人材アセスメント
・キッコーマンビジネスサービス(株)
・ソフトバンク(株)
・ブリストル・マイヤーズ スクイブ(株)(勉強会)
Everything DiSC ワークプレイス基本セッションなど
○参加費:1万8000円(税込)
<特別講演>
日本国内の潮流を知る
「新しい日本型雇用モデルの創出に向けた働き方改革と人づくり革命」 伊藤禎則経済産業省産業人材政策室長
※この講演は誰でも無料で参加することが可能
(関連記事)
・組合間連携 賀川豊彦を「要」に(17.11.16)
・信頼される人間関係を構築 ―コミュニケーション力を向上させるDiSC研修(17.09.26)
・円滑な人間関係をつくる ――職員力を高めるDiSC研修――(17.06.27)
・DiSC研修とは? (16.08.03)
・事業成長の要は人材に (16.07.08)
・トップ企業でのDiSC活用例 (16.07.08)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(174)食料・農業・農村基本計画(16)食料自給率その他の食料安全保障の確保に関する目標2025年12月27日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(91)ビスグアニジン【防除学習帖】第330回2025年12月27日 -
農薬の正しい使い方(64)生化学的選択性【今さら聞けない営農情報】第330回2025年12月27日 -
世界が認めたイタリア料理【イタリア通信】2025年12月27日 -
【特殊報】キュウリ黒点根腐病 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【特殊報】ウメ、モモ、スモモにモモヒメヨコバイ 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【注意報】トマト黄化葉巻病 冬春トマト栽培地域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
【注意報】イチゴにハダニ類 県内全域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
バイオマス発電使った大型植物工場行き詰まり 株式会社サラが民事再生 膨れるコスト、資金調達に課題2025年12月26日 -
農業予算250億円増 2兆2956億円 構造転換予算は倍増2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(1)2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(2)2025年12月26日 -
米卸「鳥取県食」に特別清算命令 競争激化に米価が追い打ち 負債6.5億円2025年12月26日 -
(467)戦略:テロワール化が全てではない...【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月26日 -
【スマート農業の風】(21)スマート農業を家族経営に生かす2025年12月26日 -
JAなめがたしおさい・バイウィルと連携協定を締結 JA三井リース2025年12月26日 -
「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業」採択 高野冷凍・工場の省エネ対策を支援 JA三井リース2025年12月26日 -
日本の農畜水産物を世界へ 投資先の輸出企業を紹介 アグリビジネス投資育成2025年12月26日 -
石垣島で「生産」と「消費」から窒素負荷を見える化 国際農研×農研機構2025年12月26日 -
【幹部人事および関係会社人事】井関農機(1月1日付)2025年12月26日


































