佐渡を世界遺産へ エコーはがき地方版を発行2018年6月1日
JA佐渡も積極的に参加し推進している「佐渡金銀山を世界遺産にする会」は、この世界遺産登録への気運を盛り上げ、多くの人たちに理解、支援してもらうために「エコーはがき」の販売を6月1日から開始した。
佐渡の金銀山は、300年近い江戸幕府の財政を支えてきた。エコーはがきはこの佐渡金銀山の象徴とされる金の露頭掘り跡である「道遊の割戸」と、いまや佐渡のシンボルともなっている国際保護鳥トキをデザイン化してハガキの表面に広告として掲載することで通常62円のハガキが57円で販売されている。販売地域は、東京・新潟・長野・埼玉・千葉・神奈川の都県で6月1日から販売されている。
(写真)57円で販売されているエコーはがき
広告主は、JA佐渡も参加する(一社)佐渡を世界遺産にする会、佐渡を世界遺産にする新潟の会、そして佐渡出身者による佐渡を世界遺産にする首都圏の会の三者だ。
(写真)坂田会長が扮する奉行を先頭にした金銀小判を運ぶ行列
販売開始の6月1日には、東京の渋谷郵便局で発行セレモニー「金荷の受け渡し式」が行われた。
このセレモニーは、かつて佐渡から江戸まで、金銀や小判をおよそ150箱に詰め200人の人足が運んできた行列を模したもので、当時その行列の長さは1kmに近かったという。
セレモニーではその道中奉行に扮した首都圏の会の坂田正通会長を先頭に、金銀や小判を詰めた箱を背負う人足に扮した会員が当時の様子を再現し、渋谷郵便局長に受け渡しを行った。
珍しい装いもあって、地元タウン誌なども取材。さらに切手など郵便関係のマニアの人たちが早速窓口でハガキを購入していた。
(写真)渋谷郵便局長への受け渡し式
(関連記事)
・【JA人事】JA佐渡(新潟県)新経営管理委員会会長に永井充氏(18.05.29)
・生産者と繋がり深める(17.04.10)
・【JAトップアンケート】JA佐渡 齊藤孝夫・経営管理委員会会長 「農業が島を支える」(15.10.26)
・【現地ルポ・JA佐渡】朱鷺と共生する郷づくりをめざして(15.01.09)
重要な記事
最新の記事
-
【第46回農協人文化賞】資金循環で地域共生 信用事業部門・埼玉県・あさか野農協組合長 髙橋均氏2025年7月14日
-
【第46回農協人文化賞】組合員の未来に伴走 信用事業部門・秋田やまもと農協常務 大鐘和弘氏2025年7月14日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 三重県2025年7月14日
-
【注意報】イネカメムシ 県内全域で多発のおそれ 鳥取県2025年7月14日
-
主食用米の在庫なし、農機の修理・メンテナンス年3000件 JA常総ひかり2025年7月14日
-
【'25新組合長に聞く】JA岡山(岡山) 三宅雅之氏(6/27就任) 地域を元気にするのが農協の役割2025年7月14日
-
JA全農ひろしまとJA尾道市、ジュンテンドーと 売買基本契約を締結、協業開始2025年7月14日
-
蒜山とうもろこしの宣伝強化 瀬戸内かきがらアグリ事業も開始 JA全農おかやま2025年7月14日
-
酪農の輪 プロジェクト 夏休み親子で「オンライン牧場体験」開催 協同乳業2025年7月14日
-
大阪府泉北郡に「JAファーマーズ忠岡」新規開店 JA全農2025年7月14日
-
食農と宇宙をつなぐイベント あぐラボとMUGENLABO UNIVERSEが共催2025年7月14日
-
岩手県産のお肉が送料負担なし「いわちく販売会」開催中 JAタウン2025年7月14日
-
【今川直人・農協の核心】全中再興(2)2025年7月14日
-
「とちぎ和牛」が7年ぶりに全国最高位 "名誉賞"獲得 「第27回全農肉牛枝肉共励会」2025年7月14日
-
【役員人事】北興化学工業(9月1日付)2025年7月14日
-
第148回秋田県種苗交換会キャッチフレーズ決定 全国906作品から選出2025年7月14日
-
無料でブルーベリー食べ放題 山形・鶴岡の月山高原で地域活性イベント開催2025年7月14日
-
農地調査AI支援サービス「圃場DX」デジタル庁「技術カタログ」に掲載 LAND INSIGHT2025年7月14日
-
クマ対策用電気さく線「ブルーキングワイヤー」販売を本格化 未来のアグリ2025年7月14日
-
屋外作業の暑さ対策製品など展示「第11回 猛暑対策展」に出展 サンコー2025年7月14日