山形産「佐藤錦」PR 旬の味を都心の消費者に-JA共済連が「JAまるしぇ」2018年6月22日
さくらんぼは今が旬。JA共済連は6月21日、JAさくらんぼひがしねの協力のもと、東京・千代田区平河町のJA共済ビルで「JAまるしぇ in JA共済ビル」を開き、山形県産の「佐藤錦」を販売した。同連による農産物「まるしぇ」は今回で4回目。「まるしぇ」は周辺のオフィスなどでも知られた取り組みとなっており、旬の果実を求め、レジに行列ができる賑わいだった。
用意したさくらんぼ「佐藤錦」は、山形県JAさくらんぼひがしね産500パック。1パック600円の値段で、チラシで知った近隣の住民やオフィスを利用する人たちで行列ができた。11時からの売り出しで用意したさくらんぼは30分ほどで棚から無くなり、昼過ぎにはすべて売り切れた。 応援で参加した野菜ソムリエの飯田恵美子さんは「『佐藤錦』は粒が大きく、まさにルビーのようなすばらしい果実です。私たちは、保存方法や美味しい食べ方を消費者の伝えることで、すばらしい国産農産物の消費が増えれば、と思っています」と、懸命にPRしていた。
この取り組みは、JA共済連が、全国本部のあるJA共済ビルのある平河町を中心とする都心の人たちに全国の農産物を販売し、旬の国産食材の魅力や美味しさをPRしようというもの。これまで福島、熊本、山梨県の農産物を販売したが、今回同様、いずれも行列ができる賑わいだった。なお、22日も東京都千代田区大手町のJAビル農業・農村ギャラリー「ミノーレ」で山形のさくらんぼフェアが開かれ、JAさくらんぼひがしねの「佐藤錦」をPRした。
(写真)レジに行列ができたJA共済連のさくらんぼ直売
(関連記事)
・佐藤錦中心に山形産農産物直売 JA共済ビルでマルシェ(18.06.15)
・秋の味覚で東北復興を応援 全中・経団連等がマルシェ(17.11.02)
・GI産品一堂に 千葉・幕張でフェスタ-JTB西日本(17.09.25)
・担い手の農業所得向上に奮闘 「TACパワーアップ大会2016」開催(16.11.22)
・【JAトップアンケート】JAさがえ西村山 古沢明代表理事組合長 「地域経済の一翼担う」(15.11.04)
・ナシ、スモモなど果樹病害に 新規殺菌剤「オルフィンプラスフロアブル」発売 バイエル(16.03.31)
重要な記事
最新の記事
-
米の作況指数の公表廃止 実態にあった収量把握へ 小泉農相表明2025年6月16日
-
【農協時論】米騒動の始末 "瑞穂の国"守る情報発信不可欠 今尾和實・協同組合懇話会委員(前代表)2025年6月16日
-
全農 備蓄米 出荷済み16万5000t 進度率56%2025年6月16日
-
「農村破壊の政治、転換を」 新潟で「百姓一揆」デモ 雨ついて農家ら220人2025年6月16日
-
つながる!消費者と生産者 7月21日、浜松で「令和の百姓一揆」 トラクターで行進2025年6月16日
-
【人事異動】農水省(6月16日付)2025年6月16日
-
3-R循環野菜、広島県産野菜のマルシェでプレゼント 第3回ひろしまの旬を楽しむ野菜市~ベジミル測定~ JA全農ひろしま2025年6月16日
-
秋田県産青果物をPRする令和7年度「あきたフレッシュ大使」3人が決定 JA全農あきた2025年6月16日
-
JA全農ひろしまと広島大学の共同研究 田植え直後のメタンガス排出量調査を実施2025年6月16日
-
生協ひろしま×JA全農ひろしま 協働の米づくり活動、三原市高坂町で田植え2025年6月16日
-
JA職員のフードドライブ活動で(一社)フードバンクあきたに寄贈 JA全農あきた2025年6月16日
-
【地域を診る】「平成の大合併」の傷跡深く 過疎化進み自治体弱体化 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年6月16日
-
いちじく「博多とよみつひめ」特別価格で予約受付中 JAタウン2025年6月16日
-
日本生協連とコープ共済連がともに初の女性トップ、新井新会長と笹川新理事長を選任2025年6月16日
-
【役員人事】日本コープ共済生活協同組合連合会 新理事長に笹川博子氏(6月13日付)2025年6月16日
-
【役員人事】2027年国際園芸博覧会協会 新会長に筒井義信氏(6月18日付)2025年6月16日
-
農業分野で世界初のJCMクレジット発行へ前進 ヤンマー2025年6月16日
-
(一社)日本植物防疫協会 第14回総会開く2025年6月16日
-
農業にインパクト投資を アンドパブリックと実証実験で提携 AGRIST2025年6月16日
-
鳥取・道の駅ほうじょう「2025大大大スイカフェスティバル」22日まで開催中2025年6月16日