人と鹿の共生のための展示会2018年11月8日
全日本鹿協会は「人と鹿の共生全国大会」を開催する。11月26日から30日まではミノーレ(東京・大手町JAビル)で展示会、12月1日は日本大学で「鹿の資源としての持続的な利用のために」をテーマにシンポとワークショップを開催する。
鹿は、個体数増加により農作物などに大きな被害をおよぼしており、年間60万頭が捕獲されている。しかし、そのほとんどは処分され、活用が急務となっている。
展示会では、鹿革の帽子や靴、小物や鹿肉ドッグフードなど鹿製品の展示・販売をする。また、27日と28日の2日間限定で鹿肉ソーセージなどを使用した特別弁当を販売する。
シンポジウムでは
▽鹿肉の利活用:押田敏雄(麻布大学名誉教授、日本ジビエ振興協会理事)
▽鹿皮の利活用:鍛冶雅信(川村通商(株)技術顧問)
▽鹿茸の利活用:橋爪秀一(元森永生化学研究所社長)
▽鹿によるエコツアー:井戸直樹(森のたね代表)
▽ジビエコーディネーター制度:土谷典子(地方創成協議会代表理事)
▽世界の養鹿業:小林信一(日本大学教授)
▽総合討論
などの講演をする。
ワークショップでは、鹿革がま口作りや鹿角のアクセサリー作り、ペンホルダー付き鹿革ノートバンド作りを開催する。
◆展示会
日時:11月26日(月)~30日(金)9:00~18:00
会場:東京大手町JAビル4階農業・農村ギャラリーミノーレ
入場:無料
鹿製品の展示・販売会は26日~29日。鹿肉弁当は27日、28日11:30~で各日50食限定。各地の農産物を販売するつごもり市は30日の11:00~13:30。
◆シンポジウム
日時:12月1日(土)13:00~17:00
場所:日本大学経済学部3号館14階3141、3142、3144教室
参加費:会員は無料、非会員は500円(資料代)
◆ワークショップ
日時:12月1日(土)11:00~17:00
場所:シンポと同会場
参加費:各2000円(材料費込)
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