国産ジビエ認証制度を制定2018年5月19日
・利用拡大へ消費者への安全・安心を確保
・安全ジビエの認証普及拡大へ
農林水産省は5月18日、捕獲した野生のシカとイノシシを処理する食肉処理施設の認証を行う「国産ジビエ認証制度」を制定した
捕獲した野生のシカとイノシシを利用した食肉である「ジビエ」の利用拡大のためには、流通するジビエの安全性の向上と透明性の確保を図り、消費者から信頼されることが必要だ。このため農水省では、昨年度に、捕獲から流通に至る幅広い有識者からなる「国産ジビエ認証制度制定に関する専門委員会」を設置し、衛生管理基準や認証体制などの検討を行ってきた。
さらに委員会の検討を踏まえて、広く国民からの意見も募集し、検討を重ねた結果、国産ジビエ認証制度を制定した。
この制度は、食肉処理施設の自主的な衛生管理などを推進することで、より安全なジビエの提供と消費者のジビエに対する安心の確保を図ることを目的としており、衛生管理基準、カットチャートによる流通規格の遵守、適切なラベル表示によるトレーサビリティの確保などに取り組む食肉処理施設の認証を行うもの。
詳細は「国産ジビエ認証制度」の制定についてから見ることができる。
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