国産ジビエ認証制度を制定2018年5月19日
・利用拡大へ消費者への安全・安心を確保
・安全ジビエの認証普及拡大へ
農林水産省は5月18日、捕獲した野生のシカとイノシシを処理する食肉処理施設の認証を行う「国産ジビエ認証制度」を制定した
捕獲した野生のシカとイノシシを利用した食肉である「ジビエ」の利用拡大のためには、流通するジビエの安全性の向上と透明性の確保を図り、消費者から信頼されることが必要だ。このため農水省では、昨年度に、捕獲から流通に至る幅広い有識者からなる「国産ジビエ認証制度制定に関する専門委員会」を設置し、衛生管理基準や認証体制などの検討を行ってきた。
さらに委員会の検討を踏まえて、広く国民からの意見も募集し、検討を重ねた結果、国産ジビエ認証制度を制定した。
この制度は、食肉処理施設の自主的な衛生管理などを推進することで、より安全なジビエの提供と消費者のジビエに対する安心の確保を図ることを目的としており、衛生管理基準、カットチャートによる流通規格の遵守、適切なラベル表示によるトレーサビリティの確保などに取り組む食肉処理施設の認証を行うもの。
詳細は「国産ジビエ認証制度」の制定についてから見ることができる。
(関連記事)
・ジビエ「もう一度食べたい」7割超す(18.03.25)
・ジビエ利用モデル17地区を選定(18.03.10)
・鳥獣被害対策優良活動で表彰式、農水省(18.02.19)
・ジビエ利用量1000t-農水省(18.02.15)
・鳥獣被害約172億円 28年度(18.01.22)
・鹿肉バーガーを期間限定販売-ロイヤルHD(17.10.05)
重要な記事
最新の記事
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(1)2025年9月18日
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(2)2025年9月18日
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(3)2025年9月18日
-
【JA全農の若い力】家畜衛生研究所(3)病気や環境幅広く クリニック西日本分室 小川哲郎さん2025年9月18日
-
【全中・経営ビジョンセミナー】伝統産業「熊野筆」と広島県信用組合に学ぶ 協同組織と地域金融機関の連携2025年9月18日
-
【石破首相退陣に思う】米増産は評価 国のテコ入れで農業守れ 参政党代表 神谷宗幣参議院議員2025年9月18日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】協同組合は生産者と消費者と国民全体を守る~農協人は原点に立ち返って踏ん張ろう2025年9月18日
-
「ひとめぼれ」3万1000円に 全農みやぎが追加払い オファーに応え集荷するため2025年9月18日
-
アケビの皮・間引き野菜・オカヒジキ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第356回2025年9月18日
-
石川佳純の卓球教室「47都道府県サンクスツアー」三重県で開催 JA全農2025年9月18日
-
秋の交通安全キャンペーンを開始 FANTASTICS 八木勇征さん主演の新CM放映 特設サイトも公開 JA共済連2025年9月18日
-
西郷倉庫で25年産米入庫始まる JA鶴岡2025年9月18日
-
「いざ土づくり!美味しい富山を届けよう!」秋の土づくり運動を推進 富山県JAグループ2025年9月18日
-
日本初・民間主導の再突入衛星「あおば」打ち上げ事業を支援 JA三井リース2025年9月18日
-
ドトールコーヒー監修アイスバー「ドトール キャラメルカフェラテ」新発売 協同乳業2025年9月18日
-
「らくのうプチマルシェ」28日に新宿で開催 全酪連2025年9月18日
-
埼玉県「スマート農業技術実演・展示会」参加者を募集2025年9月18日
-
「AGRI WEEK in F VILLAGE 2025」に協賛 食と農業を学ぶ秋の祭典 クボタ2025年9月18日
-
農家向け生成AI活用支援サービス「農業AI顧問」提供開始 農情人2025年9月18日
-
段ボール、堆肥、苗で不耕起栽培「ノーディグ菜園」を普及 日本ノーディグ協会2025年9月18日