改革達成の決意を確認 JA中央機関が新年賀詞交歓会2019年1月7日
新しい年を迎え、JA中央機関は1月7日、東京・大手町のJAビルで平成31年の新年賀詞交歓会を開いた。JA全中・JA全農・JA共済連など、中央機関の役職員、関係者が集まり、JA改革へ向けた決意をあらたにした。
賀詞交歓会ではJA綱領を斉唱のあとJA全中の中家徹会長があいさつ。同会長は、農協・農業にとって平成31年が大きな節目になることを強調。特に、いまJAグループが進めている農協改革推進期間の期限である5月を控えているなかで、「改革はこれでもって終わるわけではない。組合員から本当に必要とされるJAグループめざして取り組もう」と呼びかけた。
また生産基盤が弱体化していることや異常気象が頻発していることから「食料の安定確保が将来とも可能かどうか、非常に危惧している。食料・農業・農村基本法のなかに食料の安全保障を位置付けるようJAグループを挙げて働きかけたい」と述べた。
さらにJA全中の組織変更もあり、「この節目の時に、全中の指導が必要と言う声が多い。期待に沿うようJAグループが一枚岩となって農業の発展に尽くすことを誓う」と決意を示した。賀詞交歓会には参議院議員の山田俊男氏、藤木眞也の両氏が来賓で出席した。
(写真)改革を呼びかける中家会長
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