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豚コレラで防疫強化-JAグループ2019年4月2日

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 JA全農は4月1日、豚コレラ発生に対するJAグループの防疫強化の取り組みを公表した。強い除菌力を持つ過酢酸製剤を岐阜、愛知の養豚場に試用配布したり啓発活動の強化などに取り組んでいく。

 豚コレラは3月30日現在、5府県で17例の発生が確認されている。これまでに7万頭を超える豚が殺処分され、岐阜県と愛知県では3月27日現在、豚コレラに感染した野生イノシシが241頭確認されている。
 また、昨年8月以降、中国などでアフリカ豚コレラが発生しており、3月28日現在、中国132か所、ベトナム211か所、モンゴル11か所で確認されている。
 こうしたなかJA全農はこれまで以下のような防疫対策を実施してきた。
 くみあい配合飼料工場では、全国の工場(総合工場、豚鶏工場)で1日1回以上の構内消毒と飼料配送車両の消毒を実施している。
 ハイコープ種豚場では、強い除菌力を発揮する過酢酸製剤を用いて踏み込み消毒と車両消毒を実施。ハイコープ種豚とAI精液の生産農場から一般養豚場への輸送にあたっては、中継地で積み替えするなど同一車両で輸送しないよう交差汚染対策を徹底している。
 また、踏み込み消毒用として使用している過酢酸製剤「ビネパワー」5kg(600倍希釈で1日50リットル=約60日間分)を岐阜県と愛知県のくみあい配合飼料を利用する養豚農家92戸へ試用配布している。
 そのほか、豚コレラの発生が確認された昨年9月以降、啓発チラシを作成し畜産関係者への配布や豚コレラに関する情報を畜産総合情報サイト、JACCネットに掲載するなど啓発活動に取り組んできた。
 今後は警戒地域のくみあい飼料工場と中継基地で「ビネパワー」による飼料配送車両の消毒を実施するほか、「ビネパワー」専用の動力噴霧器を開発し、飼料工場や食肉センターなど畜産関連施設の防疫強化も行う。ビネパワーについては全国のくみあい配合飼料を利用する養豚農家への試用配布と普及拡大を図る。 ビネパワーは、有機物存在下でも強い除菌力を発揮するが、残留性がなく人体への安全性が高いのが特徴。国内では人工透析装置や内視鏡洗浄などの医療現場、飲料用ペットボトル洗浄など高い衛生レベルが求められる場面で利用され、28年に食肉、野菜、果実などの表面除菌用として食品添加物に認可された。

 

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