タブレットでZ-GISによる圃場管理 JA鳥取いなばで操作研修会2019年4月25日
エクセルとの連携でほ場管理を効率化するJA全農のクラウド型の営農管理システムである営農管理システム「Z-GIS」の普及が進んでいる。JA全農は、全国への活用促進のため、各地で操作研修会を開催しており、3月22日には、JA鳥取いなばで行われた。
鳥取県は、二十世紀なしに代表される果樹県。なかでもJA鳥取いなばは、果樹圃場での活用を視野に入れており、新たにZ-GISの会員となった。
今回の参加者は、各支所で作物ごとの担当を持つ若手が多く、研修会には同JAの育成強化職員18人をはじめ、県本部の次年度担当者など計21人が参加。講師は、JA全農耕種総合対策部アグリ情報室の大武勇氏が務めた。
同JAは、育成強化職員を定め、訪問活動用にタブレットをひとり1台ずつ貸与している。各支所のパソコンにZ-GISを入れ、支所の担当者は自分で管理したい項目を考えZ-GISに入力。農家を訪問する際にタブレットを持参し、クラウドに上げた情報を見ながら対応できるよう、講習会用クラウドにタブレットで活用できるデータを入れての講習となった。
また、タブレットを活用したZ-GISの利用方法の検討も同時に行われた。
研修では、Z-GIS導入するために必要な知識と、農家がZ-GIS導入することでどのような利点が生まれ、どのような問題点があるかということについて説明。さらに、筆ポリゴンの実際の活用方法について解説した。
Z-GISの活用を促進する研修会は、昨年4月25日のサービス提供開始後、約50回開催され、延べ200JAの約1700人が参加。今後も全国各地での研修会が予定されている。
重要な記事
最新の記事
-
改正「食料・農業・農村基本法」成立 適正価格形成など5大ニュース発表 山野JA全中会長2024年12月5日
-
組合員が働く協同組合で課題解決を ワーカーズコープ連合会の古村伸宏理事長が講演 JA全中のアカデミー①2024年12月5日
-
組合員が働く協同組合で課題解決を ワーカーズコープ連合会の古村伸宏理事長が講演 JA全中のアカデミー②2024年12月5日
-
防げるか?エッグショック再来 クリスマス前、走る緊張 コスト増で産地苦悩2024年12月5日
-
農の日常とやすらぎ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第319回2024年12月5日
-
イトーヨーカ堂とONIGO、資本業務提携で新デリバリーサービス開始2024年12月5日
-
2024年問題対応 CO2排出量80%減も 青森産りんごの海上輸送を本格開始 日本農業2024年12月5日
-
農林中金キャピタルがナレッジ管理クラウド「Qast」提供のanyに出資2024年12月5日
-
山形県へ松くい虫被害対策に関する要請書提出 JA鶴岡とJAそでうら2024年12月5日
-
大気中のマイクロプラスチック問題を知る オンラインイベント配信 パルシステム連合会2024年12月5日
-
新たな子ども支援の取組み「推しのNPOプロジェクト」始動 近畿ろうきん2024年12月5日
-
2024年度研修No.13「施設栽培に必要な植物生理の基礎」開催 千葉大学植物工場研究会2024年12月5日
-
12月8日は「有機農業の日」農水省特設サイト、食堂フェアなど最新情報2024年12月5日
-
均等荷重200kg「軽快台車」タフラック&カルラック新発売 コメリ2024年12月5日
-
「令和6年度四国地方発明表彰」受賞 井関農機2024年12月5日
-
米粉即席麺に適性 水稲新品種「やわらまる」育成 農研機構2024年12月5日
-
日本一のさつまいも産地 茨城県鉾田市「ほこたおいもフェス」新宿で開催2024年12月5日
-
冬だけの特別なあまじょっぱさ「ハッピーターン 粉雪ホワイト」限定発売 亀田製菓2024年12月5日
-
神奈川県内最大規模の農業用取水施設を巡るバスツアー 参加者を募集2024年12月5日
-
埼玉県「女性のための就農お悩み解決セミナー」21日に開催2024年12月5日