JAバンク優績138店舗を表彰-農林中央金庫2019年7月24日
 農林中央金庫と三菱UFJニコス(株)、JAカード(株)の三者は7月23日、千葉県浦安市で2018年度JAバンク優績店舗表彰とJAカード店舗表彰を行った。
表彰を受ける優績店舗の代表者
 JAバンク中期戦略では県域、JAごとに明確な目標項目を掲げて達成に向けた取り組みを進めることにしており、優れた実績や取り組みを全国表彰する制度を設けている。
 2018年度は、JAバンク優績店舗表彰は、大口利用者対策、ライフイベントニーズに応じたターゲット推進、セット推進などの取り組みで優れた実績を挙げた138店舗を表彰した。また、JAカード店舗表彰では、JAカード会員の獲得、利用向上に優れた実績を挙げた172店舗を表彰した。
 農林中央金庫の戸髙聖樹常務執行役員は新JAバンク中期戦略の初年度で「節目」となる今年度は「組合員目線での対応を徹底し、選ばれ必要とされる存在であり続ける」ための取り組みが必要で、とくに組合員・利用者の人生設計に合わせた資産形成を最適な商品・サービスで提供していくという「行動変革」が求められていると強調し、JAの現場担当者に期待した。
 また、三菱UFJニコス(株)の矢島仁・取締役副社長はJAカードによるショッピング取扱いが前年比10%増えたことや、5%割引の特典がある直売所利用は前年比で1.6倍に伸びていることや、JA店舗の6割でニコス加盟店化が進んでいることなどを挙げキャッシュレス化への対応の重要性を強調した。
 情勢報告で水野孝昭JAバンクリテール実践部長は、かつての貯金推進などの商品軸に基づく単品サービスから、結婚、出産、住宅購入など利用者軸に基づく「ライフプランサポート」への転換が今後は重要で、「JAが人生設計の真のパートナーになっていくことが大切」だとした。とくに新規口座開設時にJAカード加入やインターネットバンキングなどを窓口対応で推進していく必要性を指摘した。
松下菜緒さん 
表彰式にはJAバンクイメージキャラクターの松下菜緒さんも駆けつけ受賞者にお祝いを述べるとともに「JAバンクの一人としてがんばっていきます」などと話し、松下さんが作曲したJAバンクのCM「よりそう編」の楽曲「みんなのあした」をピアノ演奏で披露した。
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