大賞受賞者を表彰 JA共済「全国小・中学生 書道・交通安全ポスターコンクール2020年1月27日
JA共済が主催する「全国小・中学生 書道・交通安全ポスターコンクール」の表彰式が、1月24日、東京・平河町のJA共済ビルカンファレンスホールで行われた。
交通安全ポスターで農林水産大臣賞を受賞し表彰状を受け取る
郡山市立富田東小学校4年生の大河内心緒さん
JA共済連は、次代の担う小学生・中学生にJA共済の理念である相互扶助と思いやりの大切さを伝えるとともに、書写教育に貢献することを目的に「書道コンクール」を、交通安全への意識を高め、幅広く社会に呼びかけることを目的に「交通安全ポスターコンクール」を開催している。
今回で書道コンクールは63回目、交通安全ポスターコンクールは48回目。令和元年度は書道コンクールが136万8392点、交通安全ポスターコンクールは15万4996点の応募があった。その作品のなかから、各都道府県ごとに選ばれた優秀作品(書道839点、交通安全ポスター355点が、昨年11月に開かれた全国コンクール審査会で審査され、書道266点、交通安全ポスター135点の入賞作品が選ばれた。
このうち書道の大賞は、「農林水産大臣賞」「文部科学大臣賞」の16点、交通安全ポスターの大賞は、「内閣府特命担当大臣賞」「農林水産大臣賞」「警察庁長官賞」「文部科学大臣賞」の12点。合わせて28人の大賞受賞者とその家族を招き、表彰式が行われた。
開会のあいさつでJA共済連の市村幸太郎会長は、「書道の作品は力強く堂々と書かれているもの、しなやかに流れるように書かれているものなど課題となった言葉の意味を考え上手に表現されており大変感動した。また、ポスターの作品は伝えたいメッセージをよく考え、工夫されている作品が多く心を動かされた」と受賞作品への感想を述べた。
書道の審査について総評した日展の新井光風理事は、「今回も期待通りの力作が寄せられた。皆さんがどんなに努力し、練習を重ねたか。一生懸命な姿が伝わり、作品を見ていると皆さんの声が聞こえてくるようで感銘を受けた」とコメント。また、交通安全ポスターについて総評した多摩美術大学の中島祥文名誉教授は「今年は『あおり運転』をテーマにした作品が目立った。危険なあおり運転をなくすためにどうしたらいいか今年のポスターのいくつかが答えてくれたのは"思いやり"の運転です。人と人が思いやりで譲り合うことと同じ気持ちで運転すればあおり運転もなくなるのではないでしょうか」と話した。
受賞作品は、JA共済ビルのエントランスに展示されている。
JA共済ビルのエントランスに展示されている受賞作品。左:交通安全ポスター、右:書道
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